韓国芸能界で活躍する俳優・歌手の中には、親のどちらかも有名な俳優・歌手として活躍していた「2世芸能人」も少なくない。
親譲りの才能を持ち、エンターテインメントに触れながら育った彼らが、芸能界入りを決意するのもある意味自然な流れなのだろう。
そこで今回は、すごい親を持つ韓国の2世芸能人たちを紹介する。
【写真】イ・ユビがまるで“雪のプリンセス”。初雪の日の爽やかな美貌
『宮廷女官チャングムの誓い』の“チェ尚宮役” 女優キョン・ミリ(59)の娘として知られるイ・ユビ、イ・ダイン姉妹。母親譲りの美貌と才能で芸能界入りを果たした。娘たちの女優業を反対していたキョン・ミリは、当初は「セリフがよく聞こえない」などと厳しくダメ出ししていたという。イ・ユビ、イ・ダイン2人とも実力よりは“キョン・ミリの娘”という肩書きが目立っていたが、イ・ユビは『7人の脱出』、イ・ダインは『恋人』で演技力を認められた。
俳優キム・ヨンゴン(78)の息子として有名なハ・ジョンウ。本名は「キム・ソンフン」だが、“親の七光り”と言われるのが嫌で芸名でデビューしたという。2008年の映画『チェイサー』で知名度が高まったことをきっかけに、父親の存在が世間に広く知らされた。ただ、約5年ほどの下積み時代のおかげで、“親の七光り”という厳しい視線は浴びずに済んだ。
イ・ジニの母親は、1980年代に「パソコン美人」と呼ばれた女優ファン・シネ(61)だ。イ・ジニは母親の存在を隠すために(結局バレてしまったが)本名のパク・ジヨンではなく、イ・ジニという芸名でモデルや女優など、芸能活動を行っている。11歳から6年間アメリカ留学をしたため英語が堪能。俳優ビョン・ウソクと同じ事務所であるVAROエンターテインメントに所属している。
チョ・スンウは、1970~80年代に活動したシンガーソングライター、チョ・ギョンス(75)の息子だ。ミュージカル俳優としても活躍するチョ・スンウの歌唱力は、実は父親譲りだったのだ。しかし、チョ・ギョンスは息子のチョ・スンウが3歳の時にエンターテインメント事業に失敗し、失意のあまり離婚して1人で渡米。そのため、チョ・スンウや家族とは他人同様の冷たい仲だという。
2015年、父親の俳優カン・ソグ(67)と一緒にバラエティ番組に出演したことで「芸能人2世」として世間に知られたカン・ダウン。彼女は大学で演技を学び、2020年のドラマ『風と雲と雨』で女優デビューした。
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