ドラマ『ジョンニョン:スター誕生』で活躍中の女優シン・イェウンは、やはりプロの演技者だった。
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ファッションマガジン『COSMOPOLITAN』は、シン・イェウンとともにした最新カットとインタビューを公開した。
Disney+を通じて配信中のドラマ『ジョンニョン』で、ジョンニョン(演者キム・テリ)のライバルであり、梅蘭(メラン)国劇団のエリート練習生ホ・ヨンソ役を熱演中のシン・イェウン。今回の撮影は「四君子」というコンセプトで行われ、韓国の歴史的な小道具を使用しながら、清楚かつ魅惑的な美しさを披露した。
ずば抜けた美貌に現場スタッフの称賛が絶えなかった。
シン・イェウンは「私のFM的な性格で、完璧にしたいと思う気持ちがヨンソと似ている」と自信を紹介している。
安養芸術高等学校・演劇映画科を経て、成均館大校・演技芸術学科に通うシン・イェウンは、梅蘭国劇団の団員のように熾烈に過ごした学生時代を振り返った。
「勝負と競争が当たり前だった。同じ夢を持った友人が集まって点数をつけられ、順位と等級が付けられ、キャスティング戦争も激しかった。しかし、それが過酷だったり、辛かったりと感じたことはなかった。『これをやるぞ、やり遂げないと』という気持ち一つで走った。そのとき、私はすごく渇きがあって、他人に欠点を見せることも遅れを取ることも嫌で、本当に一生懸命な子どもだった。『ジョンニョン』を撮りながら、私がヨンソをちゃんと演じられているのか悩んだりもしたが、安養芸術高校に通っていた後輩であり共演中のホン・ジュラン役のウ・ダビが、私の演技を見ながら『お姉さんの10代の時の姿と似ています』と言ってくれて、疑いが確信に変わった。ヨンソを演じながら、あの時の気持ちをよみがえらせることができて嬉しかった」と。
ホ・ヨンソは、キム・テリが演じるジョンニョンとともに、梅蘭国劇団の男役に何度も挑戦する。シン・イェウンは男役を演じながら、演技の本質を再び振り返った。
「(キム)テリさんとずっと話していたのが、一番大事なのは『演技は勢いだ』ということ。私がもじもじして恥ずかしがっていると、男らしく着ても男には見えない。でも、私の中に勢いがあると衣装が揃っていなくても、男に見える。そうやってイメージトレーニングをして、歩き方の幅、腕を使う広さ、卵持っていると思って動く大きな姿勢など、基本的なものから作っていった。練習する時も小さく見えないように大きめの服を着て、パンソリの練習で喉が傷めば、そのハスキーな感じを活かして発声をした。やっているうちにだんだん男の姿と声が出てきた。最初はぎこちなかったけど、後に国劇の扮装を見ながら『今日のもみあげちょっとイイ感じじゃない?』と言ったりしてた」と笑った。
また「ドラマでどの程度編集されていくか分からないが、最初から最後まで一編をほとんど演じた」と明かし、「他の役の方々と一緒に一晩中練習した場面一つひとつ、全て見せたかったが残念だ。本当に公演をしなければならないのではないかという声もたくさん出ていた」と愛情を示したりも。
実際に、劇中の梅蘭国劇団員たちと歌い手たちに訓練を受け、ワークショップに行くなど、苦楽を共にしながら仲が良かったという。
特に、シン・イェウンはキム・テリについて「言わなくても分かる、お互いに頼って応援する仲になった」と伝えた。「なぜ成功したのか分かるし、本当に尊敬する先輩。今後、他の作品をしたり、台本を見る時も『お姉さんならどうするか』と考える」と尊敬心を表わした。
一方、シン・イェウンは自身ついて「同年代が好きな話題に特に興味を持たず、流行にも関心がない。人々が何をしていても、私もそれをしなければ!と振り回される方でもにない」とし、何事にも屈せず「マイウェイ」を貫く人だと話している。
その代わり「外向的な内向人」なため、一人でできるマラソン、射撃(火薬銃、空気銃とも楽しむ)、スノーボードなど多様なスポーツを楽しむという。
俳優としてシン・イェウンは現在どんな地点にいるのだろうか?
「私は演技が一番上手な人は演技を初めて習う人だと思う。怖がりで悩みがないのだ。反面、一番難しい時期はある程度演技を知っている状態。どこかで聞いたことが多く、学んだことも多いのに、自分の思い通りにもしたいし、欲も出てやり遂げなければならず、とても複雑な状態だ。私はその時期を少しは過ぎた起点に立っている。毎瞬間、後悔せず演技したが、評価は私が下せる領域ではないため、とりあえずドラマを全部見なければ分からないと思う」と打ち明けた。
そんなシン・イェウンが出演中のドラマ『ジョンニョン:スター誕生』は、Disney+にて視聴可能。
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