韓国MBNの新しいドラマ『悪い記憶の消しゴム~My Memories~』のヒロインを演じているチ・セヨン。今回はキム・ジェジュンと共演している。このドラマは、記憶を操作できる消しゴムを使って人生が変わった男性とその初恋相手のラブロマンスを描いており、チン・セヨンは、脳研究のドクターであるキョン・ジュヨンの役を演じた。
【関連】女優チン・セヨン、ドラマ復帰作『悪い記憶の消しゴム』は「ビタミンのような作品」と自信
新作では現代劇で才能あふれる女性に扮したチン・セヨンは、もともと時代劇の主演が続き、「時代劇クイーン」とまで言われていた。
最初は『オクニョ 運命の女(ひと)』だった。「韓国時代劇の巨匠」と称されるイ・ビョンフン監督の演技指導はとても厳しいことで有名だが、チン・セヨンは安定した演技を見せていた。さらに、「しっかりした性格の主人公に見えるように、いつも行動や目線を意識していました」と述べて、配役への理解度も優れていることを証明した。
続いて、チン・セヨンは『不滅の恋人』に主演して名門一家の娘であるソン・ジャヒョンに扮した。この女性は王族のイ・フィ(ユン・シユン)と激しいラブストーリーを繰り広げる。しかし、次々と苦難に見舞われてしまう。
それでも、悲しみに耐えて愛する人をしっかり支えていく。とても芯の強さを見せた主人公をチン・セヨンは見事に演じきった。何よりも、彼女は配役に感情移入することが巧みだ。それゆえ、チン・セヨンが演じると、キャラクターが生き生きしてくる。
こうして時代劇に連続主演したチン・セヨンは、再び時代劇の主役を選び、『カンテク~運命の愛~』で国王を相手に存在感を放つ女性を演じた。これが一人二役だった。メインのカン・ウンボは巫女として育ちながら情報屋も兼ねている活発な女性で、危険を顧みずに果敢に行動している。
実は彼女の姉は王妃になったのだが、結婚式のときに銃撃されて亡くなっている。その姉もチン・セヨンが演じていて、変則的な一人二役になっていた。
以上のように、時代劇から現代劇のラブロマンスまで、チン・セヨンの活躍は本当に幅広い。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
■【関連】ラブコメ初挑戦のチン・セヨン、キム・ジェジュンとの共演は「大きな幸運」
前へ
次へ