8月14日からDisney+ (ディズニープラス)「スター」で全4話が一挙に配信される『暴君』(原題)に、チャ・スンウォンと一緒に主演するのがキム・ソンホだ。この作品は、韓国とアメリカの諜報機関が取り組んでいた極秘プロジェクトをめぐる争いを描いたアクションドラマである。
【関連】俳優キム・ソンホ、香港雑誌の表紙に登場。別格のオーラに目が釘付け!【PHOTO】
映画『新しき世界』と『The Witch/魔女』で演出力を高く評価されたパク・フンジョン監督が、ドラマに初めてチャレンジするということで、大きな話題になっている。
実際にチェ局長の役に扮するキム・ソンホ。映画『貴公子』で演じたキャラクターとは真逆になるという。彼は、「今度の『暴君』では心の中で葛藤しながら多くの悩みを抱えた人物を演じます」と語っている。
そんなキム・ソンホと言えば、やはり夏になると思い出すのが『海街チャチャチャ』の鮮烈なイメージだ。夏の海辺の風景を彷彿させる開放的な爽快感は格別だった。
ドラマは、コンジンという港町を舞台にして、ソウルから移住した歯科医師のヘジンと町の人気者のドゥシクが大人のラブストーリーを華麗に展開していく。ヘジンを演じるシン・ミナとドゥシクに扮したキム・ソンホは、「こんなラブロマンスがあったらいいなあ」と心地よく思わせる素敵な主役カップルだった。
しかも、『海街チャチャチャ』には、見る人を気持ちよくハッピーにさせてくれるエネルギーが満ちていた。なんといっても、ドラマが描いていた真夏の輝く世界は、本当にかけがえのないものだった。
そうした中で、キム・ソンホは恥じらうような抒情性を見せながら爽やかな笑顔を存分に見せてくれた。まさに、彼はギラギラする夏の太陽であったし、ドラマの中の最高のメモリアルだった。
『海街チャチャチャ』の放送からすでに3年が経った。この大ヒット・ドラマで爆発的な人気を得たキム・ソンホは、直後にスキャンダラスな話題を提供してしまったが、今では多彩な演技力を持った本格俳優として活躍している。今度の新作の『暴君』(原題)にも大いに期待したい。
文=大地 康
■【関連】俳優キム・ソンホ、Disney+新作『暴君』では『貴公子』と正反対のキャラに挑戦!
前へ
次へ