7月16日、tvNの新ドラマ『偶然かな。』のオンライン制作発表会が行われ、ソン・ヒョヌク監督をはじめ、キム・ソヒョン、チェ・ジョンヒョプ、ユン・ジオン、キム・ダソムら主演キャストが作品について語った。
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同作は、19歳の少年・少女が29歳の青春男女として再会し、無数の偶然の中で自分の運命を見つける過程を愉快に描くロマンスドラマ。同名のウェブ漫画を原作に、全8話のドラマに脚色された。
奇しくも、今年5月に同局で放送終了した『ソンジェ背負って走れ』も、初恋をテーマにして大きな人気を集めている。そのため、『偶然かな。』の比較作品として言及されている。
『ソンジェ背負って走れ』とは違う、『偶然かな。』の魅力は何か。ソン監督は「タイトルに答えがある」と口を切った。
「高校卒業後、10年ぶりに再会した2人が、多くの運命的な偶然に巻き込まれるけど、はたしてそれは本当に偶然なのでしょうか。19歳の初恋の記憶を冷凍保存していたけど、10年越しに記憶を再び繋ぎ合わせて新たな愛を築く物語です。最近のロマンスドラマがファンタジーとかミステリーとか、複合的に発展してストーリーが複雑になっていますけど、『偶然かな。』は純粋なロマンスのエッセンスを持つ、細やかなときめきを感じられる作品です」
ヒロイン、イ・ホンジュ役のキム・ソヒョンは「ロマンスが好きなのですが、こんなに良い雰囲気のところに『偶然かな。』をご覧いただけるのが嬉しいです。『ソンジェ背負って走れ』とはまた違った、ほっこりとしたシーンが多いので、期待してください」とコメントした。
男性主人公カン・フヨン役のチェ・ジョンヒョプも「僕も感謝しています。初恋は多くの人に様々なイメージを想起させます。様々な記憶の一つである『偶然かな。』というドラマを、皆さんにお見せできることにワクワクしています」と述べた。
19歳の初恋と、10年後である29歳の恋を描く設定について、「19歳と29歳はさほど違わないです」とチェ・ジョンヒョプ。「10年という歳月が流れ、画面に映る姿は変わるかもしれませんが、自分が持つ信念や追求する方向性は大きく変わりません」と語った。
多くの作品で制服姿を披露してきたキム・ソヒョン。今回も高校時代を演じることについて、次のように話している。
「今まで制服を着ても、落ち着いた性格の役が多かったですが、今回は現実の女子高生のように軽々しく過ごします。その感じを出したくて、自由に動き回り、姿勢にも気を使わず、グラウンドに寝そべる姿を見せようとしました。大人になっても、きちんとした服装をしますが、その中に未熟な部分が垣間見えると思います」
俳優たちの素晴らしいケミストリーについて、ソン監督は「高校時代と現在を行き来する際に、違和感がないことを最優先しました。現場のケミストリーを大切にするのですが、そこは年長者の女優キム・ダソムさんにお願いしました」と明かし、期待感を高めた。
『偶然かな。』は、韓国tvNにて7月22日20時40分より放送開始。世界配信先のDisney+では7月30日（火）より独占配信開始される（全8話／初回4話、以降毎週月・火1話ずつ配信）。
（記事提供＝OSEN）
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