【韓ドラ歴20年の達人イチオシ】青春ドラマの金字塔!『二十五、二十一』を見よ!!

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ノスタルジックな青春ドラマには甘い追憶が伴う。そして、胸キュンが止まらない。そんなワクワク感に満ちているのが『二十五、二十一』だ。全編にわたって、過ぎ去った日々の中に一番大切なものがあったことを心地よく思い出させてくれる。

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特に、ナム・ジュヒョクとキム・テリの主役コンビがとてもいい。

キム・テリはフェンシングに打ち込む女子高校生ナ・ヒドを演じている。彼女は高校生活のすべてを捧げて国家代表として頂上を目指している。しかも、飛びぬけた解放感をからだいっぱいに表現していて、見ているこちらまで元気になる。

ナム・ジュヒョクは家が破産してアルバイトに明け暮れる苦学生ペク・イジンに扮していて、ナイーブな感性をかもしだしている。何よりも、ナム・ジュヒョクの表情には抒情性がある。それゆえ、彼が演じるキャラクターには必然的に「哀愁」が漂う。それは、見る人にとって心地よいものに違いない。そんな彼の魅力が『二十五、二十一』でも十分に発揮されている。

象徴的なシーンになっていたのが、ペク・イジンのところに借金取りが押しかけてくる場面。彼は謝ることしかできなかった。さらには、「お詫びに自分は絶対に幸せになりません」と自ら不幸になることを宣言してしまった。そんなペク・イジンを励ますナ・ヒドのひたむきさが本当にまぶしかった。

『二十五、二十一』
(画像=tvN)

かけがえのない青春の日々

逆に、彼女が落ち込んだときには、ペク・イジンが頼もしい存在となった。特に、ナ・ヒドが列車の遅延によって競技出場が難しくなったとき、ペク・イジンは力強い言葉と行動で窮地を救い彼女を勇気づけた。

『二十五、二十一』の前半が描く時代は韓国が深刻な経済危機に見舞われた1998年。世の中は苦境に陥っていたが、なんにでも前向きなナ・ヒドに影響されて、ペク・イジンも諦めていた希望を徐々に取り戻していく。そのとき、ペク・イジンは22歳でナ・ヒドは18歳。2人のかけがえのない青春の日々が素敵なセリフと美しい映像美で華やかに繰り広げられていく。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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