人生は「山あり谷あり」だ。何をやってもうまくいく「絶好調シーズン」があれば、極端などん底に陥る「絶不調シーズン」がある。特に、ダメな時期は人と会うのも嫌になる。そんなタイミングで運命的な人と再会してしまうのが、新ドラマ『ドクタースランプ』のツボになっている。
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場面設定はこうだ……かつて同級生として学年1位を争ったエリート同士のヨ・ジョンウ(演者パク・ヒョンシク)とナム・ハヌル(演者パク・シネ)。2人は順調に優秀な医師として成長したのだが、とんでもない落とし穴が待っていた。ヨ・ジョンウは不可解な医療事故に巻き込まれてダメージを受け、ナム・ハヌルは教授のモラハラによって精神的に立ち直れなくなってしまった。
まさにどん底の2人。再会したのは屋根部屋だった。まるで苦学生のような立場になってしまったのだが、そんな2人が果たしてどのように巻き返していくのか。そこがこのドラマの最大な見どころになっている。
主役のパク・ヒョンシクとパク・シネといえば、人気を集めた『相続者たち』で共演しており、約11年ぶりの再会となった。この組み合わせには本当にワクワクさせられる。奇想天外な展開の中で人気俳優同士が最高のロマンティック・コメディを存分に見せてくれることだろう。
共演者は、整形外科医ビン・デヨン役のユン・バク、ナム・ハヌルの友人となる麻酔科医イ・ホンランに扮したコン・ソンハとなっている。
演出を担当するのは、『その男の記憶法』『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ』などで新しい映像スタイルが評価されたオ・ヒョンジョン監督である。また、シナリオは『九尾の狐とキケンな同居』『キム秘書はいったい、なぜ?』などで知られるペク・ソンウ脚本家が書いている。強力なタッグによって、ロマンティック・コメディの最新のトレンドを見せてくれることだろう。
韓国JTBCでスタートする『ドクタースランプ』はNetflixでも1月28日から配信される予定だ。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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