最新作の『マイ・デーモン』で大人の女優として魅力的なヒロインを演じているキム・ユジョン。イケメンの象徴的な男優ソン・ガンとの息もピッタリだ。
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そんなキム・ユジョンは、もともと「天才子役」と言われた。時代劇ファンであれば特に印象的だったのが『トンイ』の子役だろう。ハン・ヒョジュの子供時代を演じていたが、幼いながら演技が素晴らしくて大評判になった。
キム・ユジョンとハン・ヒョジュはよほど縁が強いようで、後に映画『20世紀のキミ』でも、ヒロインの高校生時代をキム・ユジョンが演じ、30代になった姿をハン・ヒョジュが扮していた。『トンイ』から12年後に共演した2人。最高にメモリーな再会であった。
キム・ユジョンの子役のキャリアに話を戻すと、彼女は『トンイ』のあとに『九尾狐伝~愛と哀しみの母~』に出演し、子供ながら一人でシナリオをしっかり分析しながら演技をしていた。すでにしっかり女優魂が身についていたのだ。
その成果が発揮されたのが2012年の『太陽を抱く月』だった。ハン・ガインの子供時代を演じたが、ヒロインの少女時代の迫真に迫る演技が大好評だった。
こうして子役としてたくさんのキャリアを積んだキム・ユジョンは、いよいよ大人の女優として飛躍していった。『雲が描いた月明り』でパク・ボゴムと共演して主役を務めたが、彼女が扮したのは、なんと内侍(ネシ/宦官のこと)であった。女性が内侍になるというのはあり得ない設定なのだが、キム・ユジョンは子役時代に培った演技力で立派に演じきった。
さらに、キム・ユジョンは、2020年にドラマ『コンビニのセッピョル』でチ・チャンウクと共演したが、主役2人の年齢差が12歳もあった。それでも、キム・ユジョンは先輩のチ・チャンウクと呼吸を合わせて、ドラマを大いに盛り上げていた。
そして今は『マイ・デーモン』でドラマの最前線に立っている。今年は25歳。かつての天才子役が今は最も「旬の女優」としてナンバーワンの人気を誇っている。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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