テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『ヒョンジェは美しい～ボクが結婚する理由(わけ)～』。12月11日の第17話では、「結婚プロジェクト」で有利に話を進めていた三男スジェ(ソ・ボムジュン)に強力なライバルが現れた。それが、歯科医師の長男ユンジェ(オ・ミンソク)と弁護士の次男ヒョンジェ(ユン・シユン)だ。
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両親と祖父から「6ヶ月以内に結婚相手を連れてきたら家族が持っているマンションを与える」という破格の提案をされた三兄弟。ユナ(チェ・イェビン)と疑似結婚をしようとするスンジェが、まさに独走状態であった。
しかし、ユンジェとヒョンジェの2人が協力してスジェの独走に「待った！」をかけてきた。ユンジェは、ヒョンジェが務める弁護士事務所代表のヘジュン(シン・ドンミ)と「友達以上、恋人以下」の仲だったが、やり方次第で恋人以上の関係にもちこめる可能性が出てきた。
また、ヒョンジェは離婚訴訟問題で知り合ったミレ(ペ・ダビン)から愛の告白を受けて、逆に今度は自分から「好きです」と素直に言った。まだ結婚を意識する間柄ではないが、恋人同士の関係はスタートしたと言えるだろう。
こうした三兄弟の近況に合わせて「結婚プロジェクト」も見直しが迫られた。それは、祖父と両親もよくわかっていた。この3人の本命はやはりユンジェ。40歳近くなった長男が心配だったのだ。彼がその気になったことで、「マンションを餌にして息子たちに結婚を迫るやり方」の全面的な見直しが必要になってきた。
やはり、結婚に大切なのは「お互いに愛しあう気持ち」である。打算的に結婚を迫る方法は理にかなっていないという共通認識ができてきたのだ。
こうなると、独走状態だったスジェとしては面白くない。せっかく、ユナを説得して疑似結婚を承諾させたのに水の泡になりそうなのである。これからは、ユンジェとヒョンジェの同盟関係を崩すためにも、スジェにはさらに効果的な戦略が必要になってくるだろう。
文＝大地 康
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