Netflix映画『毒戦 BELIEVER 2』は前作の人気を取り戻せなかった。
11月27日に公開されたNetflixの映画『毒戦 BELIEVER 2』は、前作と比較される悲運の作品だ。
龍山駅で大きな戦いが起きた後、ノルウェーでウォンホ(演者チョ・ジヌン)とソ・ヨンラク(演者リュ・ジュンヨル)が会う前までに起きた出来事を描いた。
韓国初のミッドクオリティー(前作が扱っている時間帯の中間に起きたことを扱う後続作)と話題にもなった。
チャ・スンウォンは「ブライアンをうまく仕上げたい気持ちで出演した。一度大病を患う姿も演じてみたかった。(1では)龍山駅で倒れて死んだように見えたが、死んだという情報はなかった。“ブライアンはどうしているのか”という疑問が私自身にもあった」と語った。
映画『毒戦 BELIEVER 2』は前作とは異なり、酷評が相次いでいる。
さまざまな解釈が可能だった映画『毒戦 BELIEVER』の物語に、ストーリーを付け足した点が大きく作用した。前作ではソ・ヨンラクがイ先生であるかのように暗示したが、2では香港系アメリカ人俳優のツィ・マーを起用し、新しいイ先生を作った。その後、ありふれた復讐劇に転落した。
新しく登場したヴィランの魅力も前作のチン・ハリム(故キム・ジュヒョクさん)、ボリョン(演者チン・ソヨン)だけでなく、リュ・ジュンヨルに代わるオ・スンフンもやはりソ・ヨンラクに代わることができなかったという評価だった。チャ・スンウォンもこれを十分に認知していた。
「作品が気に入らないからといって、撮り直すことはできないでしょう。もう出てしまったし、私のそばを離れたんだから。少し寂しいですが、作品も『毒戦 BELIEVER 2』だけではないじゃないですか。映画というのは私1人で作るわけではないので」
続けて、チャ・スンウォンは「ブライアンは私にとって大切な役です。今まで、こんなに個性の強い役を演じたのは『毒戦』と『楽園の夜』の2作品だけです。ところが、人々は私が強い個性のキャラクターだけを演じていると文句を言います。tvNドラマ『私たちのブルース』ではそんなことはなかったんですよ。以前ならこういった酷評にもストレスもたくさん受けたと思いますが、今はまあ、こんなことも全部面白いです。ハハ」
そんなチャ・スンウォンはドラマや映画はもちろん、バラエティーでも魅力を見せてきた。2000年代初め、さまざまなトークショーで大活躍し、MBC『無限挑戦』の危機を打開した立役者でもあった。tvN『三食ごはん-漁村』では、「チャおばさん」として多くの視聴者に愛された。
映画『毒戦 BELIEVER 2』はNetflixにて配信中だ。
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