テレビ東京で放送中の『ヒョンジェは美しい～ボクが結婚する理由(わけ)～』は、前半で3兄弟の結婚プロジェクトを詳しく描いている。
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両親と祖父から「6ヶ月以内に結婚相手を連れてきたら、家族が持っているマンションを与える」という条件を出されたのは、歯科医師の長男ユンジェ(オ・ミンソク)、弁護士の次男ヒョンジェ(ユン・シユン)、公務員試験受験生の三男スジェ(ソ・ボムジュン)である。
この中で、本命と思われているのがユンジェだ。彼は一番の年長だし、40歳に近くなっている。両親も「ユンジェが真っ先に結婚してくれたら」と思っているのだ。そんなふうに期待をかけられているユンジェのことを気に入っているのがヘジュン(シン・ドンミ)である。
彼女は次男ヒョンジェが務めている弁護士事務所の代表だ。そういう縁があって、歯の治療のためにユンジェの病院に行き診察を受けた。そのときに心を奪われてしまったのだ。
それからヘジュンはユンジェの動向をいつも伺っていたのだが、たまたま2人が飲み行ったときにユンジェの醜態をいろいろと見てしまった。ヘジュンは「あんなおざなり男とはもう会わない!」と心に強く決めたのだが、そうなると余計にユンジェのことが気になるのが女心だ。
ユンジェもまんざらでもないようで、ヘジュンに電話をかけて「お酒を飲んだときのことを謝りたい」と申し出てくれた。やはり、ユンジェもヘジュンのことが気になって仕方がないのだ。
一度は「ユンジェは駄目」と決めつけたヘジュンであったが、煮え切らないユンジェの態度にイライラさせられながら、さらに気持ちは彼に傾いていった。
本来のヘジュンは弁護士事務所の代表をするくらいだから、考え方も理路整然としているのだが、恋愛に関してはそういうわけにはいかない。ユンジェとヘジュンの恋愛模様が今後の『ヒョンジェは美しい～ボクが結婚する理由(わけ)～』の大きな見どころになっていくだろう。
文＝康 熙奉（カン・ヒボン）
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