テレビ東京で10月10日から始まる時代劇『ポッサム』に大注目!

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テレビ東京の韓流プレミアでは傑作時代劇が連続して放送されているが、『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』も壮大な朝鮮王朝のロマンス時代劇で、物語が波乱に満ちていて本当にスリリングだ。

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チョン・イルが演じる主人公のバウは「ポッサム」と呼ばれる風習を利用して寡婦を善意で誘拐する仕事をしている。

朝鮮王朝時代、女性は再婚が難しい状況であった。この背景の中で、寡婦を布で覆う行為(このことがドラマのタイトルにもなっている「ポッサム」と呼ばれている)により、再婚の実現を助ける仕事を担っていたのがバウなのだ。

ある日、彼が人を間違えて誘拐してしまった女性が、他ならぬファイン翁主(オンジュ/国王の側室から生まれし王女)である。彼女はかつて高官イ・イチョムの息子と結婚していたものの、早逝により寡婦となっていた。

この人違いは大変な事態を引き起こした。というのは、国王である光海君(クァンヘグン)が娘のファイン翁主との再会を渇望する中、イ・イチョムは途方に暮れ、彼女がすでに亡くなったことにして、遺体まで埋葬してしまう。この過ちにより、翁主は社会から存在を剥奪された。

(写真=© MBN All rights reserved)

主役コンビの演技に注目

バウはその重大な過失を痛感し、翁主を守ることを決意する。しかしその道のりは険しい。イ・イチョムが送った暗殺者たちが、翁主の命を狙い続けるのである。果たして、翁主はかつての高貴な立場を取り戻せるだろうか。

身分を隠して生きるバウの存在は、実は王朝にも影響を与えるほどであった。そんな彼が今度を翁主の運命を左右するようになった。始めは反目しあっていた2人の間も微妙に変わってくるが、そのプロセスが本当に面白い。

何よりも、ファイン翁主を熱演するクォン・ユリ(少女時代)の表現力が素晴らしい。高貴でありながらも困難な状況下で見せる毅然とした態度が凛々しいし、時代劇のヒロインとしてピッタリだ。このように、『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』では、チョン・イルとクォン・ユリの主役コンビが最高の演技を披露してくれる。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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