【時代劇で実現した魅惑的な共演】パク・ボゴムとキム・ユジョンの相性の良さとは?

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輝かしいパク・ボゴムの創り出した数々の傑作の中でも、時代劇『雲が描いた月明り』は群を抜いた人気を博した。このドラマでは、『トンイ』『太陽を抱く月』などの歴史劇で天才子役と呼ばれたキム・ユジョンが共演している。

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彼女が演じたホン・ラオンという人物は、実在せぬ虚構の存在だが、一方でパク・ボゴムが演じるイ・ヨンのモデルは実在した孝明(ヒョミョン)世子である。果たして彼はどのような人物だったのか。

1809年、23代王・純祖(スンジョ)の長男として誕生した孝明世子は、18歳にして政治を代行し、大きな功績を挙げた。しかし、悲劇的にも1830年、わずか21歳でこの世を去ってしまった。もし彼が早世しなければ、その確かな才能により名君になっていたことだろう。そのような輝かしい孝明世子を、パク・ボゴムは格調高く、堂々と演じ抜いた。

そして、もう一方のホン・ラオンというキャラクターは、『雲が描いた月明り』の中でとても異色であった。女性でありながら王宮の内官になるという、朝鮮王朝では想像すら困難な役割を演じていたのである。

そもそも内官とは、内侍府(ネシブ/王族の世話係や護衛係を担った役所)の宦官(去勢された男性の官僚)として設定されており、厳正なチェックが行なわれる存在だ。女性が内官になるという事実は、原則としてあり得ない。

『雲が描いた月明り』で共演したパク・ボゴムとキム・ユジョン

レジェンド級の評価

しかし、『雲が描いた月明り』は、それら不可能と思われる事態を独自の視点で描き出していた。こうして歴史とフィクションが絶妙に織り交ざった唯一無二の世界観が『雲が描いた月明り』を大ヒットへと導いのだ。

なんといっても、一番良かったのはパク・ボゴムとキム・ユジョンの相性の良さ。本当に息がピッタリ合った美男美女の共演が大きな成果に結びついた。

『雲が描いた月明り』は2016年の放送であり今から7年前に制作されたドラマである。しかし、すでにレジェンド級の評価を受けている。それほど素晴らしい作品であった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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