俳優のイ・ミンホが韓国俳優として初めて“デジタルヒューマン”を活用したデジタルアートのクリエイティブディレクターとして第一歩を踏み出した。
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5月14日、イ・ミンホのYouTubeチャンネル「leeminho film」には、「Project M」が公開された。この映像は「New World、New Meta」をテーマにイ・ミンホのデジタルヒューマン「M」が登場するデジタルアートである。
「New World、New Meta」は、厳しい社会階級と国家統制システムの腐敗、環境汚染などで社会的不安が広がった2143年の仮想のソウルを舞台にしている。
注目すべき部分は食べ物に与えられた「Project M」の想像力だ。
食べ物を摂取する行為を、人間の基本的な欲求以上のハイレベルの娯楽と趣味として描き、さまざまな食べ物の形がサイバースタイルで提供されることは見る人の好奇心を刺激するのに十分だ。
さらにサイバーパンク風のCGで完成され、実写以上の魅惑的な表現力で圧倒的なビジュアルを誇る。3分ほどのショートフォーム映像からも感じられる格別なスケールと夢幻的で神秘的な音楽、独特な雰囲気が融合し、注目を集めている。
今回のプロジェクトは、コラボレーションのためのアーティスト選定から企画、ストーリー開発、制作まで、イ・ミンホが全方位に参加した。
イ・ミンホとコラボレーション・プロジェクトに参加した最初のアーティストは、世界的に注目される、上海出身のデジタルアーティスト・Axl Leだ。彼は2018年と2019年、全3部作の「Kiyomi Kobayashiシリーズ」で名を知らせ始めた。
Axl Le以外にもサウンドデザインと音楽のミキシングは英国のBox of toysスタジオが参加し、モーションキャプチャーとCGアニメーションはスウェーデンのNMBRSスタジオプロダクションが参加することで、異なる背景を持つクリエイターたちと多様な観点でユニークな挑戦を行った。
イ・ミンホは「普段から多様な分野のアートワークを探していたところ、Axl Leの作品の強烈なビジュアルに魅了されてコラボを提案した。やったことのない分野に挑戦し、演技活動とはまた違う形でコラボする過程が興味深かった。今回のプロジェクトを皮切りに、様々なジャンルのアーティストとコラボを続けていきたい」と語った。
イ・ミンホは俳優としての作品活動だけでなく、メディアやコンテンツを通じて国籍やジャンルを問わないコラボレーションを展開していく予定だ。また、演技、企画、制作に至るまで活動の幅を広げ、影響力を拡大していく計画だ。
イ・ミンホは現在、Apple TV+オリジナルシリーズ『Pachinko パチンコ』シーズン2の撮影に専念している。
(記事提供=OSEN)
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