JTBC新ドラマ『離婚弁護士シン・ソンハン』の演出を担当したイ・ジェフン監督が、キャスティング秘話を明かした。
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『離婚弁護士シン・ソンハン』は、枕詞のいらない俳優チョ・スンウをはじめ、久々のドラマ復帰となるハン・ヘジン、演技の振れ幅が広いキム・ソンギュン、ドラマファンにお馴染みのチョン・ムンソンが集まり、シナジー効果を期待させている。
俳優たちと各キャラクターのシンクロ率はどうなのか、イ・ジェフン監督に聞いてみた。
まず、イ監督は「チョ・スンウさんが出演を決定した瞬間、脚本家さんはじめ、制作陣全員が喜んだ記憶がある。周りから脚本と原作にぴったりだという話をたくさん聞いたが、正直なところ、そういう反応にはあまり共感しないようにした。僕がシン・ソンハンという主人公を明確なイメージで決めるよりかは、主演を務める俳優さんに合わせて一緒に作っていくつもりだったので」と明かした。
そして「そういう意味でもチョ・スンウさんはとても嬉しい主人公であると同時に、負担の大きいミッションでもあった。『秘密の森』のファン・シモクという強力なキャラクターと差別化を図ろうという宿題を抱えてお会いしたチョ・スンウという俳優は、すでに宿題はもちろん、予習・復習まで済ませた状態だった」という。
また、「役作りの過程で深く悩んださまざまな意見を出してくれて、それらを取捨選択する過程がとても楽しかった」と振り返り、「今までとは違うヘアスタイルとメガネ、衣装まですべて彼のアイデアだった。撮影を終えたいま振り返ってみると、周りの人たちのアドバイスの中に僕が気づかなかった、しかし今はとても明確なシン・ソンハンがいた」と満足感を示した。
最後にはハン・ヘジン扮するイ・ソジンという人物が、決して簡単なキャラクターではないと説明している。
「久しぶりの復帰作として出演を決めるのにかなり勇気が要る選択だったと思う。彼女が持つ堅実なイメージを利用すると同時に転覆を試みた結果、非常に印象的なシーンをいろいろと作り出すことができた」と伝えた。
また、「特に法廷での表情と演技は、ハン・ヘジンという女優を起用して正解だったと確信した瞬間だった。トップを経験した若い頃を経て、妻と母親としての経験まで備えた貫禄を思う存分発揮してくれた」と深い信頼感を表した。
『離婚弁護士シン・ソンハン』は、韓国JTBCで3月4日22時30分より放送開始。Netflixで同時配信される。
(記事提供=OSEN)
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