2023年にも視聴者の興味を刺激する時代劇がやってくる。朝鮮版シェアハウスや弁護士を取り扱うフュージョン時代劇から、高麗史を描く大河ドラマまで、設定の多様さに期待が高い。
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まず、Netflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』で注目されている女優シン・イェウンが主演する、SBS新ドラマ『コッソンビ熱愛史』(原題)が訪れる。同作は、すべての固定観念を打破した下宿「イファウォン」の大家ユン・ダノと秘密を抱えた下宿生3人組の、4人の青春男女が織りなす“爽やかミステリー”密着ロマンスだ。
ドラマ『王女の男』『カンテク ~運命の愛~』『暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~』などのキム・ジョンミン監督が演出する。
シン・イェウンが朝鮮版シェアハウスの客主を、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュが下宿生3人組として出演。アン・ネサン、オ・マンソク、イン・ギョジン、イ・ミド、ハン・チェアらが脇を固める。制作陣は「お茶の間に良い風を呼び起こす同作には甘いロマンスはもちろん、世代を問わない共感と面白さを与えるさまざまな要素があるので、多くの関心と期待をお願いする」と伝えた。
フュージョン時代劇『朝鮮弁護士』は、時代劇初の“弁護士ヒーローもの”を謳った。
両親を死なせた敵に裁判で復讐する外知部(朝鮮時代の弁護士)の物語で、始まりは復讐だったが次第に民のための本当の弁護士になっていく主人公の成長ストーリーを描く予定。主に王室内の話を描いた今までの時代劇とは違って、朝鮮時代の弁護士を取り上げたところが新鮮だ。
このドラマが除隊後の復帰作となるウ・ドファン、時代劇に初挑戦するキム・ジヨン(=宇宙少女のボナ)が共演するほか、『オクニョ 運命の女』以来7年ぶりに外知部を取り扱うところが興味を誘う。
ナムグン・ミンとアン・ウンジンの共演で期待を集める『恋人』も時代劇だ。丙子の乱(清が朝鮮に侵略し、制圧して服属させた戦争)の中、出会いと別れを繰り返し、結ばれそうで結ばれなかった恋人のラブストーリーを描く。
『黒い太陽』を演出したキム・ソンヨン監督と、『帝王の娘スベクヒャン』、『逆賊-民の英雄 ホン・ギルドン』の脚本家ファン・ジニョンのタッグが期待を高めている。
さらには、主にトレンディな作品に出演してきたナムグン・ミンが『亀巖(クアム)ホ・ジュン』以来10年ぶりに時代劇に挑戦することも、注目を集める。相手役として共演するのは、『賢い医師生活』『一人だけ』(原題)などで存在感を発揮したアン・ウンジン。彼女にとっては初の時代劇だ。
一方、正統派時代劇もやってくる。昨年、『太宗イ・バンウォン』で大河ドラマの復活を知らせたKBSが、高麗と契丹の戦争を取り上げる『高麗契丹戦争』(原題)を今年下半期に放送する予定だ。
蘭の高麗侵攻から亀主大捷で高麗が完成するまで、高麗第8代王・顕宗とカン・ガムチャン将軍の話を描く。時代考証において最も徹底しているKBSで制作され、高麗史を取り扱うという点で期待を一身に受けている。
(記事提供=OSEN)
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