俳優イ・ドヒョンがNetflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー ～輝かしき復讐～』で代表キャラクターを更新した。
【関連】女優ソン・ヘギョが快感を覚えた「知らなかった自分の表情」
同作は、高校時代に壮絶ないじめを経験して人生を壊された女性が、十数年の時を経て加害者の子供が通う小学校に赴任し、綿密に練った復讐計画を実行に移す物語。Netflixでパート1となる第1～8話配信中。来る3月にパート2配信開始される。
イ・ドヒョンは劇中、復讐を誓った主人公ムン・ドンウン（演者ソン・ヘギョ）の心強い助力者チュ・ヨジョンを熱演。約1年ぶりの復帰作で一層深まった演技力を見せ、「信じて見る俳優」としての確かな存在感を放った。
チュ・ヨジョンは病院長の息子として生まれ、苦労も知らないように見えるが、裏には暗く深い痛みを抱えた人物だ。明るくて気さくな性格と、爽やかな魅力で周囲の人々を笑わせるが、回を重ねるごとに内面に隠された闇が現れる。
彼の深淵を表現した潜水シーンと、父を殺したカン・ヨンチョン（演者イ・ムセン）を思い浮かべて復讐を誓うシーンなど、ドンウンとの共通点を見出す過程を繊細かつ密度の高い演技で描き、視聴者を復讐劇に導いた。
特に、ソン・ヘギョとのやりとりは、無彩色の作品にユニークさを与える。
囲碁レッスンによって縁を結び、沈黙の中で猛烈な対局を繰り返しながら結束を固める2人。ヨジョンは自分を拒むドンウンに「やりたいことは全部やって。その代わりに僕と恋愛もしましょう。幸せにするから」と、ストレートに告白する一方、ドンウンの復讐にも積極的に乗り出し、彼女のために喜んで「刀で踊る暴れん坊になる」と宣言した。
視聴者の心を鷲掴みにしたロマンチストに加え、二面性を持つキャラクターを完璧にこなして反響を得ているイ・ドヒョン。『ホテルデルーナ』に続き、『18アゲイン』『Sweet Home －俺と世界の絶望－』『五月の青春』『メランコリア』（原題）など、幅広いジャンルで活躍してきた彼の演技力は、『ザ・グローリー』のパート2への期待感も高める要素の1つだ。
（記事提供＝OSEN）
■【関連】『ザ・グローリー』主演キャストが全力を傾けた“役作り”とは
前へ
次へ
.jpg)
