Disney+オリジナルシリーズ『弁論をはじめます。』の主演俳優イ・ギュヒョンが、最終回を迎えた感想を語った。
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この物語の“弁論”は、イ・ギュヒョンから始まってイ・ギュヒョンで終わった。
(※以下、ネタバレあり)
チャ・シベク(演者イ・ギュヒョン)は、濡れ衣を着せられ刑務所に入り、拷問によって死亡した父と、父に濡れ衣を着せた男の息子にレイプされて自殺した姉を持つ、ウン・ヒジュンだった。30年前に行方不明で死亡処理され、チャ・シベクに身分を変えたウン・ヒジュンの人生こそ、すべての“弁論”の始まりで終わりだった。
最終回でようやく全貌が明らかになったウン・ヒジュンの人生は、痛みと苦痛そのものだった。
イ・ギュヒョンが表現するウン・ヒジュンの目つきには怒りと悔しさ、悲しみと罪悪感に染まった感情が深く染みついていた。
怒りで歪んだ顔面筋肉の震えから、思わず溜まった涙を落とすまで。彼が耐えてきた痛みをすべての瞬間に感じさせ、彼の感情を視聴者と共有した。
息が詰まる没入感を与えながら、最終回まで物語を引っ張ってきた主人公のどんでん返しに加え、「さすが」と感嘆させたイ・ギュヒョンの熱演が光を放ち、ウェルメイドなドラマの頂点を飾った。
ドラマの高い完成度に貢献した俳優イ・ギュヒョンは、所属事務所Ace Factoryを通じて最終回を迎えた感想を次のように明かしている。
「ずっと現場の雰囲気が良くて、毎回撮影に行くのが楽しかったです。良い方々と一緒にお仕事できてとても楽しく、幸せでした。監督、脚本家、全スタッフと俳優陣、そして相手役のチョン・リョウォンさんにありがとうの言葉を伝えたいです。今までドラマを愛してくださったすべての方々にも、心から感謝します」
イ・ギュヒョンの熱演は、ミュージカル『愛の不時着』と『スウィーニー・トッド』で続く。信頼できる俳優イ・ギュヒョンの相次ぐ演技活動に対し、ファンの熱い関心と期待が寄せられている。
(記事提供=OSEN)
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