キム・ゴウンやナム・ジヒョンと共演した『シスターズ』で、オ家三女のオ・イネを演じたパク・ジフ。ドラマでは、他に『凍てつく愛』や『今、私たちの学校は…』に出演している。
【写真】『今、私たちの学校は』出演のパク・ジフはどんな女優?
パク・ジフが女優として注目されるきっかけとなった作品が2018年の映画『はちどり』だ。
1990年のソウルを舞台に、思春期の少女の心情と家族の関係を描いた人間ドラマで、キム・セビョクやイ・スンヨン、チョン・インギなどの俳優が出演していた。
劇中でパク・ジフは、14歳のウニという少女を演じて圧倒的な存在感を示し、当時の釜山国際映画祭でも絶賛された。
そんなパク・ジフさが、『はちどり』以前にも映画に出演しており、『隠された時間』は大人の姿となって表れた少年と彼を信じる少女の物語を描いた作品で、カン・ドンウォンが主演を務めており、パク・ジフはスリンというキャラクターを演じていた。
その後も、『操作された都市』の女子高生役、『目撃者』のイェスル役などを経て、『はちどり』でキム・ウニ役を務め、『光と鉄』ではウンヨンに扮した。
『はちどり』の撮影をしたことがきっかけで演技の道に進むことに確信を持ったというパク・ジフ。
小学5年生のときにスカウトを受けて演技スクールに通っていたパク・ジフだが、元々の夢は女優ではなくアナウンサーだったという。
しかし、女優としてデビューしたパク・ジフは、映画はもちろんだが上記で挙げたドラマでも活躍を見せている。
特にネットフリックスで配信され、今でも注目を集めている『シスターズ』では、キム・ゴウやナム・ジヒョンと見事に共演を果たし、最後まですばらしい演技を見せている。
さらに、ゾンビをテーマにした『今、私たちの学校は…』でも若手でありながらも、女優としての魅力を発揮している。
そんなパク・ジフの次回作は、ドラマと映画のどちらになるのだろうか。もし、パク・ジフが時代劇に出演するとしたらいったいどんな役を演じるのかが興味深い。
文=大地 康
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