【テレビ東京で放送中】『人生最高の贈り物』は後半に入ってどこまで痛快になるのか

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毎週月曜日から金曜日までテレビ東京で毎朝放送されている韓流プレミアの『人生最高の贈り物 ~ようこそ、サムグァンハウスへ~』は、後半に入ってますます佳境に入っている。

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この作品は、韓国ドラマが特別に得意とするストーリー構成になっている。それは何かと言うと、同じ屋根の下で大勢が同居する一家を舞台にして恋愛・仕事・人間関係を多角に描いていく、ということだ。『人生最高の贈り物 ~ようこそ、サムグァンハウスへ~』もその流れに沿って、それぞれの事情を持った登場人物たちが密に連携しあっている。

物語の核となっているのが下宿のサムグァンハウス。仕切っているのは、チョン・インファが演じている大家のイ・スンジョンだ。

人情家で世話好きなスンジョン。韓国で最も好かれるキャラクターがこのドラマを彩って好感度をアップさせている。

そんなスンジョンには3人の子供がいるが、長女が主人公のイ・ビッチェウンだ。チン・ギジュが演じている。

画像=KBS

見逃せない展開

ビッチェウンはスンジョンの実子ではなくて養女なのだが、インテリアとファッションの才能を持っている。そんな彼女の恋の相手が、イ・ジャンウが演じるウ・ジェヒで、建築事務所の所長をしている。

しかし、2人の恋には難題が多い。それぞれが複雑な家庭環境を持っていて、特に本当の親たちが子供を困らせているのだ。それでも、ビッチェウンとジェヒは自らの才覚で難局を切り開いていこうとする。見ている人たちはその努力を応援したくなるだろう。

親たちの複雑な感情で主役カップルが困らせられるのは韓国ドラマの定番。それを乗り越えていく若者たちのハツラツとした生き方が『人生最高の贈り物 ~ようこそ、サムグァンハウスへ~』でも大いに描かれている。

そして、芸達者な脇役たちが喜怒哀楽をストレートに出してドラマを大いに盛り上げる。特に、スンジョンの妹を演じる「脇役の女王」キム・ソニョンがとてもいい味を出している。終盤に向けて、ますます見逃せない展開だ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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