最近、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン主演の映画『非常宣言』(原題)に対して“逆バイラル・マーケティング”をしている組織があるという主張がネットで広がり、話題になっている。
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“逆バイラル”とは、意図的に特定人物や商品のイメージをダウンさせ、ネガティブな世論を作り上げること。つまり、コメント欄や掲示板の書き込みなどで悪い評価が広まることを指す。
ネットコミュニティによれば『非常宣言』のライバル作品に投資した某バイラルマーケティング会社が、『非常宣言』を対象に逆バイラルを行っているのだという。
これに対して『非常宣言』の配給会社SHOWBOX側は「当該の疑惑がネットコミュニティで話題になる前から逆バイラルの状況を捉えており、様子を見ているところだった。これが事実なら韓国映画に長期的な悪影響を及ぼしかねないので、事実関係をはっきりさせるつもりだ」と伝えた。
このような“逆バイラル”にもかかわらず、『非常宣言』は公開から7日で観客動員数150万人を突破した。現在、パク・ヘイル主演映画『閑山:竜の出現』と“2強体制”となっており、夏の映画館を盛り上げている。
観客からは「時間が過ぎるのを忘れて見入った」「最初から最後まで緊張感が保たれる」「コロナ禍の状況とリンクする」「共感と響きがあった」といった好評が続出。家族で楽しめる映画としても人気だ。
(記事提供=OSEN)
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