Disney+で配信中のオリジナルドラマ『キス・シックス・センス』に主演した俳優ユン・ゲサンが、最終回を迎えた感想および裏話を伝えた。
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『キス・シックス・センス』は、唇が人の身体に触れると、その人の未来が見える能力を持つホン・イェスル(演者ソ・ジヘ)と、五感が過剰に発達したチャ・ミンフ(演者ユン・ゲサン)のロマンスを描いた作品。同名のウェブ小説が原作となっている。
ユン・ゲサンは劇中、“広告業界の神”と呼ばれるほど高い能力を持つチーム長、チャ・ミンフを演じた。一般人より10倍以上敏感な五感を持った彼は、イェスルと偶然キスをすることでダイナミックな恋愛を始める人物だ。少し独特なキャラクターを立体的に描いたユン・ゲサンは気難しい完璧男でありながらも、ストレートな恋愛ぶりで女性ファンの心を鷲掴みにした。
映画『犯罪都市』のチャン・チェン役をはじめ、ドラマ『クライム・パズル』などで強烈なカリスマ性を披露してきたユン・ゲサン。ラブコメに主演したのは映画『ワンナイト・カップル』以来7年ぶりとなる。
「ラブコメは久しぶりだったとても楽しかったが、すごく負担にもなった。ソ・ジヘさんはとても可愛いのに、(自分は)老けて見えて申し訳なかった(笑)。実は『クライム・パズル』の撮影が終わってすぐに『キス・シックス・センス』の撮影に取り掛かった。だからクランクインの時はまだ顔が前作に似合う感じだった。目のクマもひどくて、色々と申し訳なかった。撮影しながらそればかり気にした。今もまともに見られない」
彼が演じたチャ・ミンフは五感が敏感なキャラクターだけに、ヘッドフォンをつける設定を自ら入れたという。
「とても敏感であらゆる音が聞こえるので、それをどう見せられるか悩み、直接的な表現が最も効果的だと思った。ヘットフォンをつけると『どうしたの?』と興味を持ってもらえると思って。音が聞こえる方向に素早く顔を向ける仕草など、その時々で自分にできるのをすべて準備した。アイドル時代や、『グッドワイフ』の時の雰囲気も出そうと思った」
ソ・ジヘとは2004年放送された『兄嫁は19歳』以来17年ぶりの共演だった。そのことについては「僕が覚えているジヘさんは恥ずかしがり屋だった。その時もきれいだったけど、今はもっときれいで、成熟味も増した。『こうしてみる?』と言ったときに遠慮しない。17年前の記憶があるから早く親しくなったのもある。キスシーンも負担にならず、キスをしまくるので唇をつけたままいたりもした(笑)。撮影現場に着くと挨拶をしてからすぐに唇をつける、みたいな。それぐらい多くキスした」と笑った。
また、「結婚前の最後のラブコメだったけど、ジヘさんにとても感謝している。これからもラブコメができるようにしてくれた。この作品が好評を受けたことには、ジヘさんの功績が最も大きいと思う」と、ソ・ジヘに感謝を伝えた。
ユン・ゲサンが主演した『キス・シックス・センス』は、Disney+で独占配信中。
(記事提供=OSEN)
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