ナム・ジュヒョクはNetflixととても相性がいい俳優だ。なぜなら、彼の出演したドラマの多くがNetflixで配信されているからだ。
【写真】ナム・ジュヒョクとキム・テリが『二十五、二十一』に出演した理由
出演した古い順から言えば、『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~』(2016年)、『ハベクの新婦』(2017年)、『まぶしくて-私たちの輝く時間-』(2019年)、『保健教師アン・ウニョン』(2020年)……。
この中では特に、シン・セギョンと共演した不思議なラブロマンスの『ハベクの新婦』と、ハン・ジミンとキム・ヘジャと共演した『まぶしくて-私たちの輝く時間-』の評判がとても良かった。
このように、ナム・ジュヒョクの出演作は佳作が多いのだが、それでもベスト2を選ぶとすれば、個人的な好みがあるとしても、『スタートアップ:夢の扉』と『二十五、二十一』ではないだろうか。
『スタートアップ:夢の扉』でナム・ジュヒョクが演じたのは、ITプログラマーのナム・ドサン。特に画像認識の技術は世界トップレベルの才能を持っている。そんな天才をナム・ジョヒョクは知性的で抒情的に演じていて、とても好感が持てた。
また、ヒロインを演じたペ・スジとの相性も抜群で、2人は新しいベンチャー企業を成長させていく中で素敵な恋物語を展開してくれた。本当に爽やかなドラマだった。
そして、特筆すべきは『二十五、二十一』だ。
ナム・ジュヒョクは、経済的な苦難を乗り越えてニュースキャスターへと大成していくペク・イジンに扮したが、逆境にも負けないスマートな青年を情感たっぷりに演じていた。
共演相手はキム・テリ。彼女の表現力はとてつもない最高レベルを持っており、主役2人が愛しあいながら成長していく姿には、本当にワクワク感があった。このように、『二十五、二十一』は、最初から最後まで素晴らしいストーリーを見せてくれた。
Netflixで見られるナム・ジュヒョクのドラマは面白いものばかりだが、最高傑作を挙げるなら、やっぱり『二十五、二十一』に違いない。配信を通して何度でも繰り返し見られるのが本当に嬉しい。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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