韓国のMBCで4月1日から放送されているドラマ『明日』は、就職活動に苦戦していた主人公が、あの世をつかさどる会社「走馬灯」を舞台に繰り広げられるヒューマン・ファンタジーである。
この作品には死神が登場するが、一般的に知られているような人を死へと導く死神とは違い、自殺しようとしている人の命を救う仕事をしているのである。
そんな死神のイメージが変わるような作品で、女優のキム・ヒソンが演じるのは、劇中に登場する会社「走馬灯」の危機管理チームのチーム長を務める死神のク・リョンである。
そして、そのク・リョンのミスによって魂が体から飛び出してしまい、「走馬灯」の会長の提案で6カ月限定で会社で働くことになったチェ・ジュヌンを、SF9のメンバーであるロウンが演じている。
この作品に出演を決めた理由について、ロウンは「死神というと、この世の人をあの世に連れていくイメージですが、本作のように死のうとしている人を止める死神は見たことがありません。ク・リョンたちが人を生かすために活動しているのが魅力でした」と語っている。
一方のキム・ヒソンは、ウェブ漫画が原作なので、原作のキャラクターと似ていることも重要です。特にめについたのがク・リョンのヘアスタイルで、ピンクの髪は今まで演じた役にはありませんでした。アイメークも赤で、衣装もかなり奇抜です」と話していた。
そんな普段と違うイメージの死神が登場する『明日』で初共演したお互いの印象について、2人はそれぞれどう感じたのだろうか
ロウンは、「ヒソン先輩のおかげで、楽しく撮影できるようになりました」と話している。
一方のキム・ヒソンは「ロウンさんとは初共演なのに、すでに何度も一緒に演じたことがあるように息が合いました。いろんなアイデアを積極的に出してくれるので、本当にありがたいです」と言っていた。
確かに劇中で披露してた人演技は、初めての共演とは思えないほど魅力的だった。今後、ロウンとキム・ヒソンはそれぞれどんな作品に出演するのかが興味深い。
文=大地 康
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