2022年3月7日から韓国のKBSで放送されているドラマ『クレイジーラブ』は、人間性ゼロで人の恨みを買った末に、殺人予告まで受けてしまう人気ナンバー1の数学講師と、彼の下で働くも余命宣告を受けてしまう秘書が織りなすロマンチックコメディーだ。
このドラマで、人気ナンバーの数学講師ノ・ゴジン役を務めるのが俳優のキム・ジェウクだ。
彼が本作に出演を決めた理由について、「コロナで世界的に大変な状況が続く中で、視聴者が少しの間だけでも、それを忘れて笑えるような作品に出たいと思ったんです」と語っている。
しかし、彼自身は数学が嫌いなようで、数学講師の役を演じられるかどうか不安を感じていたという。
ちなみに、劇中に登場するノ・ゴジンは、人格やマナーは最低で人を実力だけで判断するような冷血な男だ。しかも、お金の強い執着を持っている。
そのため、人の恨みを買って殺人予告まで受けてしまう。そんな悪のイメージが強いキャラクターなのである。
キム・ジェウクはそのノ・ゴジンを、「演じた僕でも一緒に働きたくないと思うほど嫌なやつです」と評している。
そして、キム・ジェウクの相手役としてヒロインであるイ・シナを演じるのは、韓国の女性アイドルグループ「f(X)」のメンバーであるクリスタルである。
彼女が相手役に決まったことを聞いたキム・ジェウクは、少し以外に思いつつも新鮮に感じたという。
これまでに、2007年の『コーヒープリンス1号店』を始めとして、2010年『メリは外泊中』、2013年『君を守る恋~Who Are You~』など幅広いジャンルの作品に出演している。
26日で最終回を迎える『クレイジーラブ』。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。最後までキム・ジェウクの演技をぜひ堪能しよう。
文=大地 康
■【写真】人気女優パク・ミニョンのドラマはジャンルを問わず面白い!
前へ
次へ