ネットフリックスで配信されている映画『パイレーツ：失われた王家の秘宝』で、海賊のリーダーであるヘラン役を務めた女優ハン・ヒョジュ。
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この作品で、義賊団の頭ムチに扮したカン・ハヌルと共演した彼女は、そのカン・ハヌルを「周りの配慮もあるし、ケガをしても顔に出しません。とにかく何でも一生懸命にやる人です」と評している。
さらに、「見ているこっちがもどかしくなるくらい頑張るが、その分演技がとても上手です」とも語っている。
2010年の『トンイ』以来久しぶりの時代劇に出演したハン・ヒョジュは、どのシーンが記憶に残っているのか。
それについて彼女は、「海賊たちが巨大な海賊船の上でパーティを開く場面があり、あちこちに照明が吊り下げられ、並んだごちそうを前にみんながお酒を酌み交わして騒いでいるシーン」と語った。
そのシーンの撮影で、ハン・ヒョジュは実際にその時代のそういう場所にいる気分になったという。
ハン・ヒョジュは立派に海賊のリーダー役を演じたが、常に視聴者に新しい姿を見せなければいけないということに悩んでいたようだ。
その理由に関して「ヘランというキャラクターのこれまでにない口調や見た目も今までしてこなかった」と話している。
この『パイレーツ：失われた王家の秘宝』は、『トンイ』と違いファンタジー要素の強いアドベンチャー作品だ。
そんな作品で、これまでとは違うキャラクターに悩みながらも最高の演技を見せてくれたハン・ヒョジュ。
新作『ムービング』の出演も控えている彼女は、これまでも数々の作品で女優としてのキャリアを高めてきた。
だからこそ、今でも女優としての高い人気を保っているのだろう。これからもハン・ヒョジュの活躍がとても楽しみだ。
文＝大地 康
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