『イカゲーム』出演俳優パク・ヘスの知名度を上げたドラマとは?

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2021年にネットフリックスで配信され話題を呼んだドラマ『イカゲーム』。元々舞台役者として活躍していた彼の知名度を上げる契機となったドラマが、2017年に韓国のtvNで放送された『刑務所のルールブック』だ。

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この作品は、刑務所で生きる人々の人間模様を描いたヒューマンドラマで、パク・ヘスの初主演作でもある。

彼が演じたのは、韓国プロ野球界のスター選手で、ネクセン・ヒーローズの左腕のエースだったが、妹を襲った犯人に度を超えた暴行を加えたことで懲役1年の判決を受けて服役することになったキム・ジェヒョクだ。

『刑務所のルールブック』に出演する前は、それほど知られていない俳優だったというパク・ヘス。ジェヒョク役だと知らずに出演オファーをもらったという彼は、後から主演であることを知って嬉しかったと語っている。

パク・ヘス

俳優としての存在感

しかし、その一方で初めて主演を務めることもあり、大きなプレッシャーを感じていたパク・ヘスだが、自分が出演する舞台公演を見に来てくれた監督や脚本家に勇気をもらい、スポーツ選手の役に合う体を作るなど一生懸命準備したという。

そんなパク・ヘスが『イカゲーム』に出演したことで再び注目を集めている。

この『イカゲーム』は、莫大な賞金を得るために人生のどん底で苦しんでいる人たちが命を懸けたゲームに挑戦する様子を描いたドラマだ。

この作品でパク・ヘスは、イ・ジョンジェ扮するソン・ギフンの幼馴染のチョ・サンウ役を務めた。最終ゲームでギフンとの死闘のシーンは本当に迫力があった。

以上のように、俳優としての存在感を示して注目を集めてきたパク・ヘス。ドラマでは2012年『武神』や2015年から2016年『六龍が飛ぶ』といった時代劇に出している。

さらに映画では、2019年『量子物理学』と2020年『狩りの時間』で演技を披露している。

そんなパク・ヘスは、2022年はどんな活躍を見せてくれるのだろうか。もし、彼がまた時代劇に出演するとしたら、次はそんなキャラクターで登場するのかが興味深い。

文=大地 康

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