KBS2の新時代劇『花咲けば月想う』(原題)を彩る4人のキャラクターポスターが公開された。
【画像】『花咲けば月想う』水と油のような主人公カップルの“睨めっこ”
初回放送を12月20日に控えた『花咲けば月想う』は、朝鮮時代において最も厳しい禁酒令が下された時期を舞台に、密造酒を取り締まる原則主義の監察と、酒で人生を変えようとする女性の“追撃ロマンス”時代劇。韓国の大手OTTサービス「wavve」が投資した、下半期の期待作である。
新しく公開されたキャラクターポスターでは、エリート監察のナム・ヨン(演者ユ・スンホ)と密造酒屋のカン・ロソ(演者ヘリ)、酒好きの王世子イ・ピョ(演者ピョン・ウソク)、お嬢さんハン・エジン(演者カン・ミナ)が「禁酒令」を知らせる張り紙と共に個性的なポーズを取っている。
破られた張り紙の間を越えそうなカン・ロソと頭だけ突き出して状況をうかがうイ・ピョ、精一杯手を伸ばしたハン・エジン、そして張り紙の前で焦った表情をしているナム・ヨンまで。禁酒令を守ろうと苦悩するナム・ヨンと、禁酒令を破ろうとする3人の対照的な姿が目を引く。
また、4人の青春男女がそれぞれ超えなければならないことを漢字一文字で表したのも興味深い。
密造酒を取り締まるナム・ヨンにとって「禁」は大事な価値だ。「禁は超えてはいけないもので、法は守るためにある」というキャッチコピーが彼の性格をよく表している。“厳格”の代名詞でもあるナム・ヨンが、自ら「禁」を破ろうとする理由が気になるところだ。
生きるために密造酒を作るカン・ロソは「酔」を破っている。「両班(ヤンバン/支配階級)だから、女だからダメっておかしい 食べていくためには何でもしなきゃ」というキャッチコピーは彼女が密造酒屋になった理由を暗示しており、彼女が人々をお酒とロマンスに酔わせることを予告した。
“辛党”王世子イ・ピョには「謎」が書かれていて興味を誘う。「酔った後の世の中は広く、万事は泰平だろうがなかろうが(別に)」というコピーで、彼が辛党になった理由をなんとなく匂わせた。
兵曹判書(軍事を統括する大臣)宅の一人娘エジンは「愛」を破っていて、愛の前ではタブーも破ってしまう女性像を予感させる。「私の郎君様は私が見つける。必ずイケメンじゃないと!」という目標を立てた彼女の視線の先には、誰がいるだろうか。
4人4色の“青春時代劇”を予告した『花咲けば月想う』は、韓国KBS2にて12月20日21時30分に放送開始。全16話予定。
(記事提供=OSEN)
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