韓国KBS2の時代劇『恋慕』が、“怒りの拳”エンディングで視聴率7%(ニールセンコリア調べ)を記録し、自己ベストを更新した。
『恋慕』は、双子として生まれたが女児という理由で捨てられた女性が兄の死によって男装をし、王世子(王位継承者)になってから繰り広げられる宮廷ロマンス。
11月1日に放送された第7話では、イ・フィ(演者パク・ウンビン)の“キング・クラッシュ”が続いた。
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(※以下、ネタバレあり)
チョン・ジウン(演者ロウン)が三開房(サムゲバン)を運営した理由は、両班(ヤンバン/支配階級)らが独占した薬材を手に入れることが困難な民のためだったと証明したフィ。
それでも王はジウンが身分を騙したことは罪に値すると言うが、フィは最初にジウンの書筵官(ソヨングァン/世子の教育を担当する官吏)任命を再考してほしいと申し出た瞬間を想起させながら「書筵官の身辺を正確に把握できなかった殿下と大臣たちのせいだ」と対抗した。
王はそんなフィを見て微笑みを浮かべ、ハン・ギジェ(演者ユン・ジェムン)ら大臣たちもフィのカリスマ性に注目した。
そんなフィに感動したジウンは、丸薬をプレゼントしたり、自作の詩を贈るなど、自分なりの方法で感謝の気持ちを伝える。また、侍講院の人々を集めてはフィのことを褒め称えた。
王の信頼を得ようとするフィの積極性は、明国からの使臣団の訪問によって本格化した。使臣団を迎えるという重大な任務を任されたフィは、イ・ヒョン(演者ナム・ユンス)と一緒に徹底して準備を終える。
ところが、問題は使臣団のトップ・太監(演者パク・ギウン/特別出演)だった。太監は初対面からねじれた態度でフィを刺激し、王室の人々が全員集まった宴会では剣を振り回しながら暴れた。さらには振る舞われた料理を酷評し、フィに対しても「それでいても世子か」と皮肉る。
父のためにも落ち着いて対応しようとするフィだったが、太監がフィの最側近であるキム尚宮(サングン/女官の称号のひとつ)を突き倒し、彼女の髪の毛を切り取るという蛮行を行うと、フィも我慢できずに爆発してしまった。
太監に飛びかかって拳を浴びせるフィ。誰よりも父親から認められたいフィに訪れた最大の危機が、緊張感と同時に今後の展開への期待感を高めた。
『恋慕』は、韓国KBS2にて毎週月・火曜21時30分に放送中。日本ではネットフリックス(Netflix)にて毎週月・火曜23時30分に配信される。全20話予定。
(記事提供=OSEN)
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