今年の秋は韓国でも新しい時代劇の放送が目立つが、その中で特に2PMのジュノとテギョンの新作が注目株だった。
ちょうど、2PMはグループとして完全復活して新曲が大評判になっているが、同時に時代劇の活躍も華々しく報じられるようになった。そして、ジュノとテギョンの時代劇は11月から韓国で放送されることが決定した。本当に朗報だ。
まず、『宮廷女官 チャングムの誓い』などの放送で知られて「ドラマのMBC」と呼ばれるMBCは、大型企画として11月5日から2PMジュノの主演作をスタートさせる。それが、ジュノの除隊後はじめての復帰作となる時代劇『服の袖、赤い袖口』（原題）である。
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このドラマでジュノが扮するのは、朝鮮王朝の22代王・正祖(チョンジョ)だ。イ・サンという名前でもよく知られる国王で、世宗(セジョン)と並ぶ有名な名君である。
そんな国王と宮女の「禁じられた恋」を描くのが『服の袖、赤い袖口』であり、宮女ソン・ドクイムを演じるのは、『王になった男』で王妃に扮して時代劇に定評があるイ・セヨンだ。
2人の息が合った演技はすでに予告編で公開されており、11月5日からの放送が大いに期待されている。
一方、ドラマを次々にヒットさせているケーブルチャンネルのtvNが15周年特別企画として放送するのが、テギョンが主演する『御史とジョイ』(原題)である。
タイトルにある御史というのは、地方に派遣された臨時の官職のことだ。そんな御史に嫌々なってしまった食道楽の役人が離婚した女性ジョイと奔放なラブロマンスを繰り広げるというのが『御史とジョイ』のメインストーリーだ。
基本的にはラブコメで、テギョンは痛快で愉快な演技にチャレンジする。そして、ジョイを演じるのがキム・ヘユンであり、主人公2人のコミカルな掛け合いが今から楽しみだ。
このドラマは「年内の放送」と発表されてきたが、いよいよ11月に放送がスタートすることが確定した。
こうして、11月にはジュノとテギョンの新作時代劇が相次いで韓国で放送されるのだが、2PMの盟友同士が時代劇で切磋琢磨する姿を同時に見られるのは本当にうれしい。
文＝康 熙奉（カン・ヒボン）
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