話題の新作に取り組むハン・ジミン、一貫しているイメージの秘訣とは?

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最近は時代劇で活躍した人気俳優が映画に出演している例が目立っているが、ハン・ジミンも最新作が映画となっている。それが、キャスト陣が豪華で話題になっている『ハッピーニューイヤー』である。

出演者の顔ぶれが凄い。なにしろ、ハン・ジミンの他にイ・ドンウク、カン・ハヌル、少女時代のユナがキャスティングされている。

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映画は、印象深いホテルに集まってきた人たちのそれぞれの人間模様を劇的に描いている。各出演者たちはどんな役を演じるのか。

ハン・ジミンは有能なホテル・マネージャーに扮している。しかし、「有能」の陰にはいろいろな問題を抱えている。特に恋愛には臆病で余計なストレスを重ねて鬱屈した人生を送らざるをえない。そんな「見た目と違う女性」をハン・ジミンは情感あふれる表情で演じている。

イ・ドンウクは精神的に問題を抱えたホテルの代表に扮していて、カン・ハヌルは公務員試験に合格できずに悶々とする無職浪人になり、ユナは自分に自信を持ちすぎている女性を演じている。

ハン・ジミン

清らかな美しさを保つ女優

ホテルというのは、あらゆる事情を持った人々が集まる特殊空間であり、映画の舞台設定として申し分のない条件を備えているが、特に『ハッピーニューイヤー』では、個性的な俳優が集まってワクワクするような内容になっている。

その中で存在感が際立っているハン・ジミンの演技に特に注目したい。

彼女が傑作時代劇の『イ・サン』で清楚なソンヨンの役を演じたのは2007年から2008年のことだった。それから14年ほどの月日が流れているが、ハン・ジミンが女優として持っている輝きはまったく変わっていない。それどころか、様々な役をこなしてもなお、彼女は純粋な透明感を失っていない。

キャリアの中では悪役の王妃を演じたこともあったのに、ハン・ジミンは清らかな美しさを保ち続けていて、素敵なイメージをいつも見る人に与えてくれる。

今回の『ハッピーニューイヤー』でも、ハン・ジミンはどんな存在感で見る人を楽しませてくれるのか。彼女のキャリアがますます深まることを期待したい。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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