今、シン・ヒョンビンは「旬の女優」と言われる。彼女は、どんな役を演じても自分のカラーをしっかり出せるタイプだ。とびきりの美人というわけではないが、表情が豊かで抒情的な魅力を備えている。
そんな彼女にはドラマのオファーがとても多く、出演作が相次いでいる。
たとえば、人気ドラマの『賢い医師生活』では、小児科医師のアン・ジョンウォンの恋人となるチャン・ギョウルに扮している。
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このキャラクターは不愛想なところがあるのだが、シン・ヒョンビンが演じると愛嬌さえ感じられて憎めない。それは彼女が人あたりの柔らかさを持っているからだ。
この『賢い医師生活』がシーズン2に入ってもシン・ヒョンビンは本当にいい演技を見せている。さらに彼女は、今年放送される『君に似た人』（原題）に出演するのだが、早くも来年放送予定の話題作の出演が確定した。
それが『財閥の末息子』（原題）である。
この作品は、『トキメキ☆成均館スキャンダル』『サバイバー：60日の大統領』のキム・テヒ作家が脚本を書き、『彼女はキレイだった』『W-君と僕の世界-』のチョン・デユン監督がメガホンを取っている。
そして、主演がソン・ジュンギだ。まさに最高級の顔ぶれが揃っているが、そこに今度はシン・ヒョンビンが加わる。
ドラマは、「財閥一家に尽くした秘書が横領の罪を着せられて殺害されるのだが、財閥の末息子として生まれ変わって新たな騒動を起こしていく」という内容だ。
そして、ソン・ジュンギが末息子のチン・ドジュンに扮していくが、シン・ヒョンビンは検事として腐敗を徹底的に調べ上げる「鉄の女」を演じる。
この役は相当にインパクトが強いが、シン・ヒョンビンはソン・ジュンギと愛憎が入り混じった関係を築いていく予定だ。
このように、重要な出演作が目白押しのシン・ヒョンビンの動向に大いに注目したい。
文＝康 熙奉（カン・ヒボン）
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