BTSのVが『花郎』で披露した「彼らしいセンス」とは?

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NHKのBSプレミアムで毎週日曜日午後9時から放送されている『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』は、キャストが本当に賑やかであり、イケメン揃いの出演者が話題になっている。

具体的に名前を挙げると、パク・ソジュンとパク・ヒョンシクがダブル主役になっていて、さらにト・ジハン、チョ・ユヌ、SHINeeのミンホ、BTS(防弾少年団)のVが加わっている。まさに、ホレボレするようなメンバーである。

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そうした出演陣の中で、今回はBTSのVを取り上げてみよう。

Vが演じている役は、イケメン集団の花郎の中でも末っ子とも言えるハンソンである。

『花郎』でハンソンを演じているBTSのV(写真=KBS『花郎』ポスター)

自分の役割を理解している

彼は名門の一族の重責を負わされる存在なのだが、本人の性格はいたってノンビリしている。極端な甘えん坊と言ってもいい。

そんなハンソンがやたらとアタックしているのが、パク・ソジュンが扮しているソヌだ。このソヌはワイルドな雰囲気をもっていてスケールの大きい性格だが、ハンソンは自分が持っていないソヌの人柄に惹かれて、しつこくからみついていく。

ソヌが嫌がって追い払おうとしてもハンソンは懲りずに付いてくる。このあたりは見ていて本当に面白い。とても純真な性格であることはよくわかるのだが、一族の重責を担う役目としては、いかにも頼りない。しかし、そんな頼りなさも、ハンソンは自分の持ち味にしてしまう。とにかく、憎めないし、愛されキャラなのである。

Vは演技をするうえで、かなり重圧があったという。そのことを心配して、パク・ソジョンが何かと面倒を見てくれた。そうした励ましに支えられて、Vはまだ慣れない演技に真摯に向き合い、最後までしっかりと演技をこなしていった。

『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』はイケメン俳優たちの競演が最大の見どころになったドラマだが、その中で、BTSのVは勘のいいセンスで自分の役割をよく理解し、末っ子キャラを巧みに演じきっていた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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