NHKで日曜日の午後11時から放送されているチョン・イル主演の時代劇『ヘチ 王座への道』。
このドラマで、主人公のヨニングン(延礽君)の仲間として登場するパク・ムンスを演じているクォン・ユル。
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そのパク・ムンスは、ドラマの中で正しい時代を作るために奮闘する人物だが、世の中はそう簡単に変わるものではない。
そんなキャラクターを演じているうちに、クォン・ユル自身が世の中が変わらないことに対して、パク・ムンスの気持ちを感じ取ってむなしくなってしまったという。
そういった演技が大変だったと感じたクォン・ユル。その一方で、撮影中に楽しいと感じたことは何だったのだろうか。
この『ヘチ 王座への道』には本当に多くのキャラクターが登場する。そのため、多くの俳優たちが出演する。
撮影現場の中で出演する俳優たちと出会い、一緒に仕事するという楽しい時間を過ごしたクォン・ユル。その様子はまさしくドラマの中のパク・ムンスそのものだった。
さらに、俳優たちはみんな情熱的で、寒い時期に負けないくらいの熱気に包まれていた現場での撮影は、ミン・ジノン役のイ・ギョンヨンを始めとするベテラン俳優の先輩たちが後輩を引っ張っていた。
クォン・ユルも、その先輩俳優たちに演技のアドバイスをもらうなど、いろいろ気にかけてもらっていた。
彼が言うには、現代劇のように個別の楽屋でそれぞれ準備するのとは違い、時代劇の場合は大部屋で一緒にいる時間が長いので、スキンシップやコミュニケーションが増えて、エネルギーに満ちた現場になるという。
『ヘチ 王座への道』の主要キャストの1人であるクォン・ユル。果たして、後半の物語ではどんな活躍を見せてくれるのだろうか。
文=大地 康
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