日曜日の午後11時から放送されている『ヘチ 王座への道』で、パク・ムンスを演じている俳優のクォン・ユル。
彼は、主人公の延礽君(ヨニングン)役のチョン・イルや、司憲府の捜査官であるヒロインのヨジ役のコ・アラと俳優と共演し、息ピッタリの演技を見せていた。
このパク・ムンスは、実際の朝鮮王朝の歴史にも存在しており、少論派(ソロンパ)という派閥の名家の出身で、後に「暗行御史(アメンオサ)」として活躍した人物だ。
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そんなパク・ムンスをクォン・ユルは、どのように演じようと考えていたのか。
クォン・ユルは、パク・ムンスのことを正しいこととそうでないことをしっかりと判断で切る人物だと評しているが、自分自身については、正しくないことについてはきちんと話し合い、自分の意見をはっきり言える人間であるために努力しているという。
その一方で、親しくなった人たちにはちょっとしたいたずらするような茶目っ気もあるようだ。
実際に、ドラマの中のパク・ムンスを見ていると少年のようなピュアな雰囲気があり、クォン・ユルの性格が反映されていると感じた。
そんな純粋な一面を持ちながら正義感の強いキャラクターを演じた彼は、パク・ムンスになりきることで、自分の人生をより豊かなものに変えられると思ったからのようだ。
これから、物語がどんどんと展開していって後半に入っていく『ヘチ 王座への道』。
ドラマの中で、クォン・ユルはどんな演技や表情を見せてくれるのか。これまでの話も含めてワクワクするエピソードが満載で、登場するキャラクターも多彩だが、その中でもしっかりと自分の存在感をはっきりと示していて、強い印象を残している。
本格派の俳優として全力でパク・ムンスになりきっているクォン・ユル。彼はチョン・イルやコ・アラなど共演者たちと、ドラマを成功に導いてくれることだろう。
文=大地 康
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