韓国時代劇ドラマの不朽の名作とも言える『宮廷女官チャングムの誓い』は、撮影時や韓国放映時にとんでもハプニングが多かったことでも知られている。
韓国では放送開始から圧倒的な人気を誇ったチャングム。とある日、撮影現場に「イ・ヨンエに会わせろ。彼女と約束してある」と語る男性が来訪したこともあったという。
警備員が怪しく思って足止めすると、「彼女と俺はメル友だ」と言い張って立ち去らず、ちょっとした騒ぎになったらしい。
調べてみると、男はイ・ヨンエの熱狂的なファンで彼女の自宅やマネージャーの電話番号まで把握していたストーカー。男はその後も何度か撮影所に現れ、警備員たちを困らせたという。
また、韓国ならではのクレームもあった。
韓国放送当時、当然チャングムもインターネット上で話題となったが、もっとも指摘されたのは、チャングムとクミョンの年齢関係だった。
子供時代のチャングムはクミョンを「お姉さん」と呼んでいたのに、大人になるといつのまにか同年齢と設定になっていたからだ。
この指摘に演出のイ・ビョンフン監督はコメントを発表。
「クミョンがチャングムよりも年上だと、ドラマ進行上で混乱する部分があることに気づき、同年齢という設定に変えました。現実社会でも少々の年の違いはそのまま親友として過ごすこともあるでしょう」と、苦しい弁明をした。
年齢の上下関係に厳しい韓国ならではの騒動だった。
構成=韓ドラ時代劇.com編集部
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