撮影終了を迎えてソ・ガンジュン本人は語っている。
「7カ月の撮影期間、最高の先輩たちとスタッフたちと過ごせて光栄でしたし、本当に価値ある時間でした」
そう言って撮影の終わりを惜しんでいたソ・カンジュン。彼にとっいも『華政』はひとつの代表作になったに違いない。
財産家の息子を演じたハン・ジュワンの演技も好評だった。
ハン・ジュワン本人は「撮影序盤はキャラクターになりきる努力をしたので気苦労もありましたが、撮影が進むにつて体力的に疲れるようになりましたね」と振り返る。
ただ、「50話を通してロマンスのシーンもなく、貞明公主に片思いする演技をしました。なぜ自分はずっと片思いの演技をしているのだろうかと自問することもありました」とも。
『華政』を演出したキム・サンホPDは、「キャスティングのときに同意を得たのは『華政』は俳優が中心ではなく、話が中心であるということ。俳優たちには、出演時間を保障することはできないと伝えていた」と企画意図を話す。
その言葉通り、本作には最初から最後まで出演する俳優はいない。だからこそ、豪華キャストを集める必要があったそうだ。