キム・スヒョンが『太陽を抱く月』を「美しい愛情物語」と評した理由

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キム・スヒョンが主演した『太陽を抱く月』は、韓国で放送されたときに最高視聴率が42.2%だった。

この数字は、韓国時代劇の歴代視聴率で10位にランクされた。

これほどの大ヒット作に主演したキム・スヒョンは、演じるときに「バランス感覚を大事にしました」と語っている。主役として、共演者たちと息を合わせることに細心の注意を払ったという。

彼はまた、ドラマが描く世界を冷静に分析した。

「『太陽を抱く月』は、愛の物語というひとつの枠の中に、たくさんの要素がたっぷりと詰め込まれています。例えば呪術。呪いをかけるとか、現実にはないような要素があります。そして、ドラマの中でどんどん謎を解いていくような過程には、推理劇のような楽しみもあります」

このように語ったあとでキム・スヒョンは『太陽を抱く月』について「総合的に言うと、本当に美しい愛情物語なのです」と高く評価した。

さらに、続けて彼はこう言う。

『太陽を抱く月』記者会見時のキム・スヒョン

「このドラマは、朝鮮王朝時代がバックグラウンドになっています。その中で、架空の王様が登場します。見てくださる方も違和感なくドラマに入り込めると思います」

確かに、キム・スヒョンが説明するとおりだった。

「『太陽を抱く月』は本質的には幻想的な作風なのです。出てくる登場人物のすべてが誰かを愛して恋愛をします。その中から、視聴者の方が自分の好みに合った愛のカラーを選んでご覧になると、より楽しむことができると思います」

振り返ってみても、キム・スヒョンが演じた架空の王は、どこか幻想的で、不思議な魅力を持っていた。

(文=康 熙奉/カン・ヒボン)

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