韓国の大物歌手テ・ジナの息子で歌手のイルが、役者に変身して出演しているテレビ朝鮮の時代劇ドラマ『風と雲と雨』の人気を牽引している。
韓国の視聴率調査会社ニールセン・コリアが5月1日に発表したところによると、イルが出演中の『風と雲と雨』の第5話は視聴率4.2%を記録した。これは先月5月17日の初回放送以後、同ドラマ最高視聴率だ。
第5話の放送では、王位を受け継ごうとするイ・ハジョン（イル）に占いをする朝鮮最高の占い師、チェ・チョンジュン（パク・シフ）の姿が描かれた。
イ・ハジョンは養父と生みの親を持つ自分の状況を正確に当てたチェ・チョンジュンの姿に驚きながらも、短命な運命を避ける方法を教えてくれる彼の言葉に集中する姿を見せた。
特に、チェ・チョンジュンの言葉によって刻々と変わるイ・ハジョンの心境変化を見事な表情演技で完璧に表現し、視聴者の視線をとらえた。
同時にベテラン俳優チョン・グァンリョルとの演技でも息が合ったところを見せて、初の時代劇挑戦にもかかわらず、視聴者から合格点を受けた。
これについて所属事務所の関係者は「撮影現場でイルが先輩演技者であるチョン・グァンリョルさんに助けてもらっている。イルに演技に対して、多くの助言と激励をしてくださっている」とし、「演技者に変身したイルが描いていくイ・ハジョンというキャラクターに多くの関心と愛をお願いする」と伝えた。
一方、イルは『風と雲と雨』の第1弾となるOST『雲と雨』を発表し、演技と歌の両方で評価を受けている。
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