NHK総合テレビで日曜夜11時から放送中の『100日の郎君様』。完全無欠の世子イ・ユルから突然“ダメ男”に転落したウォンドゥク(ド・ギョンス)と、朝鮮最高齢の怨女(適齢期を過ぎた未婚女性)ホンシム(ナム・ジヒョン)の100日ロマンスを描いたフュージョン時代劇だ。
韓国のリアルタイム放送時にも新鮮な設定や個性豊かなキャラクターが注目を集めたが、なかでも第13話で特別出演したチン・ジヒの存在感は格別だった。
というのも、彼女は明国の使節団としてやって来た男装女子チルリンという斬新なキャラクターを見事に表現し、以前までのイメージを覆すギャップを見せつけたのだ。
チン・ジヒは、『100日の郎君様』でヒロイン役を務めるナム・ジヒョンと同じく子役出身の実力派女優。幼少期から肩を並べて高め合っていた2人が共演を果たしたのだから、視聴者の感慨もひとしおだろう。
そんな反響を予想してか、彼女の所属事務所は放送に先立ってこのようにコメントしている。
「チン・ジヒが、ドラマ『100日の郎君様』のチルリン役で出演する。これまで多種多様な時代劇で見せてきたキャラクターとはひとあじ違う新鮮さを届ける予定だ」
チン・ジヒもまた、「良い作品で新鮮なキャラクターを演じることになって、本当に嬉しくて光栄です。チンリンの活躍にたくさんの関心と期待をお願いします」と伝え、期待感を高めていた。
【写真】『100日の郎君様』には『冬ソナ』女優が名脇役ぶりを発揮していた!!
2003年にドラマ『黄色いハンカチ』で子役としてデビューしたチン・ジヒは、その後もドラマ『彼女が帰ってきた』(KBS2)、『恋愛時代』(SBS)などに出演して注目を集めた。
その後も子役時代の経験を生かして『ベクヒが帰ってきた』(KBS2)、『復讐のカルテット』(SBS)などの現代劇はもちろん、『火の女神ジョンイ』(MBC)、『太陽を抱く月』(MBC)、『インス大妃』(JTBC)など多数の時代劇作品で大活躍し、カメレオン女優の実力を発揮している。
ミステリアスな男装女子チルリンとして『100日の郎君様』を盛り上げたチン・ジヒ。彼女の今後の活躍にも注目したい。
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