6月12日から韓国SBSで放送される新しいドラマ『コンビニのセッピョル』で、チ・チャンウクと共演するのがキム・ユジョンだ。
彼女は天才子役としてよく知られ、大人の俳優になってからも『雲が描いた月明り』でパク・ボコムと共演して好評を博した。
そんなキム・ユジョンが子役として大評判になったのが、『太陽を抱く月』のヨヌの役だった。ハン・ガインの子供時代を演じたのだが、当時を振り返る彼女の話が興味深い。キム・ユジョンは次のように回想している。
「時代劇のシナリオには難しい単語が多いんです。『太陽を抱く月』でヨヌを演じたときも専門的な用語がたくさん出てきました。おかげで、多くの歴史を学ぶことができました」
「私が子供のときに出演したドラマでは、『太陽を抱く月』が特に好きでした。この作品では男の主人公たちがみんな私を愛していたから、“これは絶対にやらなきゃ”と思いました(笑) 。結局、『太陽を抱く月』でみなさんから愛されたのは、恋を描きながらも固くないファンタジーだったからだと思います。神秘的で女性のロマンスをすべて入れて作られていました」
「シナリオを読んでも、夢中になるくらい面白かったです。次回のシナリオが早く出たら、と思って待っていたほどです。私の出演分が終わったのに、成人後のシナリオまですべて読みました(笑) 」
「私は他の子役に比べて、本格的なロマンスを早く始めたほうです。もちろん、恋がなんなのかまだよくわからないから、どうすればうまく演技できるのか、いろいろ考えました。それが良かったです。忘れられない作品ですね」
キム・ユジョンはそう振り返って、子供時代の『太陽を抱く月』への愛着を楽しそうに語った。
(文=康 熙奉/カン・ヒボン)
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