俳優アン・ボヒョンとキム・ウビンの変わらぬ友情が、あらためてファンの胸を打っている。「これこそ20年続く本物のブロマンス（男性同士の非常に親密で強い友情や絆）」「映画よりも感動的」といった反応が相次いでいる。
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アン・ボヒョンは以前、自身のインスタグラムにキム・ウビンから送られたメッセージのスクショを公開したことがある。キム・ウビンは「健康だけはしっかり気をつけて」という言葉を添え、自身がモデルを務めるビタミンをプレゼント。これに対しアン・ボヒョンは、「自分の顔が大きく載ったものを買って送ってくる、粋なやつ」と書き込み、感謝と愛情をにじませた。
キム・ウビンの番号を「ウビニヒョンジュンイ（キム・ウビンの本名：キム・ヒョンジュン）」と登録している点からも、ふたりの特別な関係がそのまま伝わった。
彼らの友情が改めて話題を集めたのは、12月20日に行われたキム・ウビンとシン・ミナの結婚式の様子からだ。
ネット上に広まった映像には、新郎新婦の姿を見つめながら静かに眼鏡を外し、目元をぬぐうアン・ボヒョンの姿が映っていた。
笑顔を見せるほかの参列者とは対照的に、こみ上げる感情を必死に抑える表情が印象的で、ネット上では「この涙に20年の友情が詰まっている」「本当の友だちの顔」と深い共感が寄せられた。
アン・ボヒョンとキム・ウビンの縁は10代の頃にさかのぼる。
アン・ボヒョンが19歳、キム・ウビンが18歳だった時、大学のモデル学科体験プログラムで出会い、同じ学科の先輩・後輩として友情を育んだ。その後、キム・ウビンが先に俳優の道へ進むと、アン・ボヒョンも彼を追って上京し演技に挑戦。互いに人生を大きく変える存在となった。
アン・ボヒョンはこれまで複数の番組で「自分の人生で最も大切な人はキム・ウビン」と語るほど、深い信頼を示してきた。
入隊時に唯一面会に訪れた友人もキム・ウビンであり、2017年にキム・ウビンが上咽頭がんと診断され、厳しい闘病生活を送っていた際にも、そばで静かに支え続けたのがアン・ボヒョンだった。
だからこそ、キム・ウビンが長年の恋人シン・ミナと夫婦となる瞬間に見せたアン・ボヒョンの涙は、どんな言葉よりも深い祝福と感動を物語っていた。
ネット上では「20年を共に歩んできたふたりの友情、本当に映画のようだ」「こんなブロマンスなら涙が出ないはずがない」と温かな声が続いている。
互いにそれぞれの場所で輝きながらも、相手を思いやる気持ちだけは、20年前と変わらぬままである。
（記事提供＝OSEN）
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