女優キム・ミンハが『テプン商事』(Netflixで配信中)で“台風のような”存在感を示した。
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10月11日より放送中の『テプン商事』は、韓国が国際通貨基金(IMF)から緊急融資を受けた1997年を舞台に、父が経営していた貿易会社「テプン商事」を守るため奮闘する青年社長の成長を描く。
キム・ミンハは劇中、テプン商事のエース経理担当オ・ミソン役を演じている。
ミソンは祖母と妹たちを養いながら一家を支える一方で、退勤後には大学進学を目指して塾に通う努力家。朝は誰よりも早く出勤し、デスクを拭きコーヒーを準備する几帳面な姿を見せる。
さらに、大口契約に悩む社長カン・ジニョン(演者ソン・ドンイル)に率直な助言をするなど、冷静で正確な仕事ぶりで“プロの働き手”として注目を集めた。
ミソンの真価は、ジニョンの葬儀場での一幕で発揮された。
香典を盗もうとする者たちに対し、「テプン商事の経理です」と毅然と言い放ち、契約書の条項を論理的に説明して場を収めたのだ。
経理という職種ゆえに軽んじられる場面でも一歩も引かず、状況を冷静に整理する姿が印象的だった。
このようにキム・ミンハは、率直で堂々とした魅力と、危機の中でも揺るがない姿勢、そして能動的に仕事に臨む“真のプロ”としての姿を見事に描き出した。
端正なファッションで1990年代の職場ムードをリアルに再現し、落ち着きと万能さを兼ね備えたオ・ミソン像を説得力をもって演じた。
今後の『テプン商事』で彼女が見せてくれる活躍に、視聴者の期待が高まっている。
『テプン商事』(全16話)は、毎週土・日曜21時15分に放送中。Netflixで世界配信されている。
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