好調の中で幕を閉じたジュノ主演『テプン商事』の次は、チョン・ギョンホの『プロボノ:アナタの正義救います!』だ。同作は韓国tvNの土日ドラマとして12月6日(土)21時10分よりスタート。日本ではNetflixで配信される。
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本作は、出世にしか興味のなかった俗物判事が、思いがけない事情から公益弁護士となり、超大手ローファームの片隅にある“売上ゼロ”の公益チームへ左遷されて巻き起こるヒューマン法廷ドラマ。
脚本は元判事で『ハンムラビ法廷』『悪魔判事』などを手がけてきたムン・ユソク、演出は『トッケビ』『ミスター・サンシャイン』のキム・ソンユン監督が担当し、俳優・作家・監督の強力なシナジーが早くも注目を集めている。
主演を務めるのは『賢い医師生活』や『イルタ・スキャンダル』のチョン・ギョンホ。彼が演じるカン・ダウィットは、国民的判事と称された人物だが、ある事件をきっかけに一転、公益弁護士として“売上ゼロ”の部署へ異動させられてしまう。
相手役のソ・ジュヨンは、公益チームのエースであるパク・キップム役を演じ、チョン・ギョンホとのテンポよい掛け合いがドラマの大きな魅力となっている。
12月2日に行われたオンライン制作発表会でチョン・ギョンホは今回の役作りについて、「ダウィットは私自身とは異なる面が多い。普段ならしない行動をあえて試すことで、役に近づけるのではないかと思った」と語り、キャラクター像を自分の外側から掘り起こしていくプロセスを明かした。
また、脚本家と監督との準備について「事前に口調や声のトーンを細かく相談しながら作り上げていった」と説明し、脚本家が元判事であることについては「一つひとつ直接確認してもらえるので、むしろ演じやすかった」とコメント。疑問点をすぐに質問できる環境だったといい、「どこかへ学びに行くよりも、そばで細かく教えてもらえるぶん、とても助けられた」と制作陣への信頼をのぞかせた。
一方、劇中での“息ぴったりのチームワーク”を問われると、チョン・ギョンホはソ・ジュヨンとの共演を「満点をあげたい」と称える。「ソ・ジュヨンが表現するパク・キップムの澄んだエネルギーに、私が演じるダウィットが浄化されるようだった」と語り、ソ・ジュヨンも「100点満点で100点」と応じた。2人の呼吸のよさは現場でも随所に現れていたという。
「100点満点で100点」と温かさを加えた。「チョン・ギョンホ先輩は、私が準備できるまで待ってくださり、必要な瞬間には自然に導いてくださった。また、私の演技を多方面でしっかり受け止めてくださり心強かった」と、撮影現場で感じた感謝の気持ちを語った。
さらにふたりは、ベテラン演出家キム・ソンユン監督と判事出身のムン・ユソク作家との初めての作業についての感想も明かした。キム・ソンユン監督、ムン・ユソク作家とぜひ一緒に仕事をしてみたかったというチョン・ギョンホは「良い監督、良い作家と共にすることができ本当にありがたく、現場も常に和気あいあいとしていて、すべての瞬間が楽しかった」と、撮影現場の温かなエネルギーを共有した。
ソ・ジュヨンは「キム・ソンユン監督は完璧主義者でありながらウィットのある方なので、監督の“オーケー”サインを絶対的に信頼することができた」とし、さ「ムン・ユソク作家の文章は、作家が伝えようとするメッセージが明確に届き、その質感を最大限に表現したいという思いで演技に臨んだ」と、作品への愛情をうかがわせた。
このように二人の主演俳優が直接伝えた温かい現場は、『プロボノ』が描き出す物語への好奇心を刺激している。チョン・ギョンホとソ・ジュヨンが見せる愉快なシナジーと関係性がどのような楽しさをもたらすのか、『プロボノ』初放送への期待が高まっている。
チョン・ギョンホとソ・ジュヨンの軽快な掛け合い、ムン・ユソク脚本の緻密なストーリー、そしてキム・ソンユン監督ならではの温かい映像世界がどのような化学反応を生むのか。
『プロボノ:アナタの正義救います!』は12月6日(土)21時10分より放送開始。日本ではNetflixで配信される。
(記事提供=OSEN)
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