現存する朝鮮王朝最古の正殿もある昌慶宮(チャンギョングン)

2020年05月03日 ヒストリア #名所・紀行
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朝鮮王朝の4代王・世宗(セジョン)が父・太宗(テジョン)のために、1419年に建立した離宮とされる昌慶宮(チャンギョングン)。

“壬辰倭乱(イムジンウェラン)”で焼失し、再建後も1830年に火災で焼失するが、1834年に再建された。

日本統治時代は敷地内に動植物園が造られ、韓国建国後もそのままにされていたが、1983年から復元・改修工事が行われ、昔の姿を取り戻した。

4代王・世宗が父・太宗のために1419年に建立した離宮(写真=韓国観光公社)

広大な敷地内には、1483年に創建されて現存する朝鮮王朝の正殿としては最古とされる明政殿(ミョンジョンジョン)もある。

ちなみに朝鮮王朝時代の正殿はほとんどが東向きだが、明政殿だけは唯一、南向きに建てられている。

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