チャン・ナラ×ソン・ホジュンを夫婦役でキャスティングしたワケ?新ドラマの監督が明かすあれこれ

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女優チャン・ナラが主演を務める『私のハッピーエンド』(原題)のチョ・スウォン監督が初放送を控え、すべてを公開した。

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12月30日から放送の『私のハッピーエンド』(原題)は成功だけを追っていた女性が、信じていた人々の裏切りで衝撃的な真実に向き合うヒューマンスリラーだ。誰かの幸せのために犠牲になった周りの人々の不幸から始まり、真の幸せとは何か投げかける。

チョ・スウォン監督は「『私のハッピーエンド』は完璧な幸せを手に入れたと思った家具会社の代表ソ・ジェウォン(演者チャン・ナラ)が自身の大きな力になってくれた夫、父親、会社の同僚の秘密に向き合い衝撃的な真実に向かって走っていくドラマ」と紹介。続けて「ドラマの表面的なあらすじはこうだが、より大きな話は真の幸せを探し出す一人の女性の話と言えるだろう。完璧に見えたソ・ジェウォンという人物がすべてを失った後、どのような選択をするのか、その選択の結果に耐える弱いが強靭なジェウォンを見守ってほしい」とドラマのメッセージと意味について説明した。

『私のハッピーエンド』が持つ差別点について「ヒューマンだ。ジャンル的な外側がスリラーであるだけで、結局は一人の女性の凄絶な話だ」と伝えた。「私たちのドラマの差別点は他のドラマでは見られなかった独特の主人公のキャラクターだ。もう少し詳しい内容はネタバレになりうるので言葉を慎むが、主人公であるソ・ジェウォンの感情に沿ってドラマを視聴するだけでも新しい経験ができると思う」とユニークな“ウェルメイドヒューマン心理スリラー”の誕生を予告した。

チャン・ナラ
『私のハッピーエンド』ポスター(画像=TV CHOSUN)

チャン・ナラ、ソン・ホジュン、ソ・イヒョン、イ・ギテクをキャスティングした理由についても明らかに。

「チャン・ナラは細かい心理描写に卓越した俳優だと思う。今にも崩れ落ちそうな状態だが、その内面には勝ち抜こうとする意志がうごめく姿、信じていた相手に裏切られたと思いつつも、そうではないかもしれないと考える二重的な姿など、細かい感情まで完璧に表現する俳優だ」と保証した。「ソ・ジェウォンという人物が持つ感情の幅が非常に大きいので俳優も大変だったと思う。幸いチャン・ナラという俳優に会ってソ・ジェウォンだけの立体的な姿が完成したようで演出者として欲が出た」と称賛を惜しまなかった。

また、「ソン・ホジュンはスタイリングによって地元の友達のようなおしゃべりなキャラクターから悪意を持ったミステリアスな人物まで表現できる俳優だ。演技もキャラクターによって180度異なったように表現できる俳優だったので、信じてキャスティングした」と話した。「『ゴー・バック夫婦』の時のチャン・ナラとのケミストリーがあまりにも良かったので、今回も夫婦でキャスティングしてまた別の面白さを与えようとした」とキャスティング秘話を伝えた。さらに、「ソン・ホジュンは結婚をしていないのに、まるで子供を育てたことのある人のようだった。劇中の娘アリンと数時間遊べるほど子供を愛し、子供の目線で話をする。実際、チェ・チェユル(アリン役)もソン・ホジュンを父親のようによく従った。育児経験がないのに、どうやって子供の気持ちをあそこまで察することができるのか不思議だ」と優しい“娘バカ”の父親ホ・スンヨンをリアルに演技したソン・ホジュンに感嘆した。

『清潭洞アリス』(原題)から10年ぶりに再会したソ・イヒョンについては「ソ・イヒョンと共にする2つ目の作品なので、すでに信頼関係が築かれていた。それだけ作品と配役について話し合うことも容易だったし、監督である私をよく信じてついてきてくれたこともありがたかった」と心情を表わした。イ・ギテクには「大きな可能性がある俳優だ。善と悪が共存する顔なので、二重の演技をしなければならないユン・テオ役にふさわしいという気がした。状況によって強烈なイメージを見せたり、少年のような姿を見せたりもして、今後が期待される俳優だ」として「学ぼうとする意志が強くフィードバックに対する吸収力が速かった。撮影が終わっても、あるいは撮影がない日でも現場に来て他の俳優たちの演技を見ていて、本当に誠実な俳優だと思った」と情熱を褒め称えた。

チョ・スウォン監督は「ヒューマン心理スリラー」というジャンルの特性上、演出的な部分に心血を注いだと伝えている。「長い間呼吸を合わせてきた美術監督とともに、セットにキャラクターの性格と作品のジャンル的な特色を溶け込ませるために努力した。家具会社『ドレブ』には若くして成功したジェウォンのキャラクターを見せるために多彩なカラーを活用した反面、不安定な状況を象徴的に表現するためにガラスの素材を多く活用。ジェウォンの家のあちこちにアーチ型レイヤーを活用し、明るくて暖かいが、どこかベールに包まれたミステリアスな雰囲気を与えようとした。 撮影時も撮影監督と共にこのような地点をよく生かせるようにした」として「複雑な人間の内面を暴く作品であるだけに、音楽もやはり人物の台詞がなくても感情を伝達することに重点を置いた」と話した。

特に、作品で重要な作用をする美術作品と関連して「ある時は人物の心理を台詞で表現したことより、一つの絵で見せることがもっと強力なメッセージになりうると考え、多様な美術作品を活用した」と説明後、「正解がなく多様な解釈が可能な作品を通じて視聴者が各人物の感情を想像できることを願う。クォン・ユンジンが『ドレブ』内に描く壁画にも多くの意味が込められているので、完成した壁画を見ながら各自の意味を探してみるのもドラマを見る楽しさの一つになるだろう」と、特別な見どころを付け加えた。 最後に「心理スリラーというジャンルのため、男女のいさかいから生まれた復讐を考えている視聴者の方々もいると思う。しかし、痴情は様々な断面の一つに過ぎない。伏せていたかった過去に向き合う主人公、トラウマの克服、幸せと不幸、真の家族の意味など視聴者により大きな話題を投げかけるドラマになってほしい」と格別な願いを明らかにした。

チャン・ナラ、ソン・ホジュン
チャン・ナラ(上)、ソン・ホジュン(画像=TV CHOSUN)

これに加えて『私のハッピーエンド』は主人公ソ・ジェウォンの時点で3つの事件を推理していく。事件が解決されると同時に、また別の衝撃的な話が繰り広げられ、緊張感をもったまま見ることができると思う。視聴者の方々もソ・ジェウォンの立場で何が真実で嘘なのか各自で判断をしながら視聴すればより一層面白く楽しめると思う」と呼びかけている。

なお『私のハッピーエンド』は12月30日21時10分に韓国TV CHOSUNで放送開始。

(記事提供=OSEN)

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