いつの間にかデビュー20年目を迎えた俳優チョン・ギョンホ。
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「チョン・ウルヨン監督の息子」「少女時代スヨンの彼氏」という肩書きとは別に、俳優として自分の地位を確立した彼は、「良い人が良い作品に出会って良い演技をする」という信念のもと、20年間もファンに良い演技を披露してきた。
彼は先日、主演ドラマ『イルタ・スキャンダル ～恋は特訓コースで～』の放送終了記念インタビューの場で「3年前、5年前、10年前に戻りたいかと誰かに聞かれたら、たとえ一昨日だとしても戻りたくないと答える。当時に戻ってまた同じ演技をしなければならないなんて、ごめんだ。そう思うほど、撮影の時は自分なりにベストを尽くした。今がいい。そういう瞬間が積み重なって、いつの間にか20年になった」と語った。
チョン・ギョンホは最近、『イルタ・スキャンダル』のチェ・チヨル役で代表キャラクターを更新したという称賛を受けた。相手役のチョン・ドヨンとトキメキあふれるロマンスを繰り広げながら、気難しいようでどこか抜けている魅力で視聴者の心を鷲掴みにした。何よりも受験生たちをざわつかせるほどリアルな講義のシーンが、「チョン・ギョンホの再発見」として話題沸騰だった。
「おかげさまでチョン・ドヨン先輩と共演することができた。『イルタ・スキャンダル』を無事に終えたし、その前は『刑務所のルールブック』『賢い医師生活』のシン・ウォンホ監督、『ライフ・オン・マーズ』のイ・ジョンヒョ監督の作品にもご一緒した。パク・ソンウン、チョ・ジョンソク、ユン・ヨンソク、チョン・ミド、キム・デミョンら良い仲間たちとも出会えた。次の作品もとても楽しみだ」
チョン・ギョンホは愛着のあるキャラクターを聞かれて「『賢い医師生活』のキム・ジュンワンが、最も愛情が大きい」と言う。
「3年間をジュンワンとして生きた。そんなに長い間、1人をキャラクターを演じたのは初めてだ。どうしてこんなに1人のキャラクターとして生きられるのかと思うほど、ジュンワンがチョン・ギョンホなのか、チョン・ギョンホがキム・ジュンワンなのか、分からないほどだった。僕の人生で最も意味のあるキャラクターだ」
そして「良い人であるべき」という、自身の信念も明かしている。
「父が有名な監督（チョン・ウルヨン監督）だったので、幼い頃からいつも良い人であるべきだと思った。良い役者、良い俳優、良い言葉を放つ良い人にならなければならない。特に『賢い医師生活』シリーズをやりながら、とても良い人たちに出会った。僕は良い人が良い作品を作ると信じている。キム・ジュンワンを演じながら良い影響を受けた。良い人になるべきだという考えは間違ってなかったと、良い影響力の偉大さを感じた。ナイスガイ症候群じゃないかと心配もされるけど、僕はこれがいい」と満面の笑みを浮かべた。
チョン・ギョンホが主演した『イルタ・スキャンダル ～恋は特訓コースで～』は3月5日、視聴率17％（全国平均／ニールセンコリア調べ）で有終の美を飾った。現在、Netflixで配信中。
（記事提供＝OSEN）
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