『オクニョ』で妓楼の女主人を演じた女優オ・ナラとは?

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オ・ナラは話題のドラマにたくさん登場しているので、韓国ドラマのファンであればすっかりのおなじみの女優だろう。

かつてはミュージカルでデビューし、劇団四季に所属していたこともある。このように、舞台、映画、ドラマに大活躍しているのだ。

最近でも印象的な演技が多い。

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2018年に韓国で大ヒットしたドラマ『SKYキャッスル』でもアクの強い女性を印象的に演じていた。

さらには、2018年の『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』にも重要な役で出演しており、「ジョンヒの店」という物語の中心になる酒場のママを演じていたのだ。

そのジョンヒは、若いときに最愛の人が出家してしまうという悲しい別れを経験していて、それが20年経っても深い喪失感をジョンヒに与えていたのだ。

そういった寂しさを紛らわすように、彼女は「ジョンヒの店」を賑やかに彩り、主人公のイ・ソンギュンが扮するパク・ドンフンを始めとした常連たちが毎晩させを酌み交わして、人生のペーソスを見せてくれたのだった。

オ・ナラ

韓服が本当によく似合う女性

そんなドラマの中でオ・ナラは、数多くの出演陣の中でも人生の深みを演じる役割を果たしている。

そういう意味で『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』では、オ・ナラは重鎮のような存在感を放っていた。

このように現代劇で活躍しているオ・ナラだが、もちろん時代劇にも出演している。

『オクニョ 運命の女(ひと)』では、都で一番の妓楼である「素素楼」の女主人を演じ、男性主人公であるユン・テウォン(コ・スが演じている)を息子のように育てていく骨のある女性だった。

こうした貫禄がある演技をすると、やはりオ・ナラは本当にいい味を出している。

また、韓服が本当によく似合う女性であり、その美しさは『オクニョ』の中でも特に目立っていた。

これからもオ・ナラは、現代劇と時代劇の両方ですばらしい活躍を見せてくれることだろう。

特に時代劇で、王妃や大妃(テビ)の役をすればピッタリだと思われる。そんな姿もドラマの中でぜひ見てみたい。

文=大地 康

♢オ・ナラ プロフィール
生年月日:1977年10月26日生まれ
身長:164cm
星座:さそり座
学歴:檀国大学文化芸術大学院ミュージカル化
デビュー:1997年ミュージカル『シムチョン(沈清)』

☆主な出演作
『あなたの初恋探します』(映画、2010年)
『逆転の女王』(ドラマ、2010年~2011年)
『世界で一番美しい別れ』(映画、2011年)
『ダンシング・クイーン』(映画、2012年)
『結婚前夜~マリッジブルー~』(映画、2013年)
『ワーキングガール』(映画、2014年)
『ヨンパリ~君に愛を届けたい~』(ドラマ、2015年)
『オクニョ 運命の女(ひと)』(ドラマ、2016年)
『品位のある彼女』(ドラマ、2017年)
『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(ドラマ、2018年~2019年)
『99億の女』(ドラマ、2019年~2020年)
『十匙一飯』(ドラマ、2020年)

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