【名作劇場】イケメン俳優イ・ドンウク主演のアクション時代劇『天命』

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『天命』は、娘の命を救うため逃亡者となった男の姿を描いた時代劇。仁宗(インジョン)毒殺の陰謀に巻き込まれ、濡れ衣で逃亡者となった内医院(ネイウォン)の医官チェ・ウォンが、不治の病にかかった娘を助け出すために死闘を繰り広げる物語だ。

主人公チェ・ウォン役には、『女の香り』でキム・ソナの相手役を好演したイ・ドンウク。そのウォンを慕い、チャングムに憧れている医女ホン・ダインを『階伯(ケベク)』のソン・ジヒョが演じている。

本作は、病に冒された民の治療を天命として受け入れる2人のロマンティックラブストーリーだ。

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才能を隠した天才医官チェ・ウォン(イ・ドンウク)とチャングムに憧れる医女ホン・ダイン(ソン・ジヒョ)の関係、追っ手と逃亡者の激しいアクション、追跡する相手ウォンの妹ウヨン(カン・ビョル)を愛してしまったイ・ジョンファン(ソン・ジョンホ)の愛のゆくえなど、見どころが盛りだくさんだ。

主演のイ・ドンウクと世子イ・ホ役のイム・スロン(2AM)はともに時代劇初挑戦となる。さらに、ZE:Aのキム・ドンジュンが美少年の刺客役を演じ、イケメンスター勢ぞろいの豪華なキャスティングも大きな話題だ。

(写真=韓国KBS『天命』ポスター)

【あらすじ】不治の病の娘をどのように助けるのか?

“最高の遊び人”医官チェ・ウォン(イ・ドンウク)は、仮病を使って仕事をさぼり、娘ラン(キム・ユビン)の病気の治療にただひたすら専念する。

ある日、病に伏す11代王・中宗(チュンジョン/〔チェ・イルファ〕)が危篤に陥る。世子(セジャ=王の後継者)のイ・ホ(イム・スロン)は、ウォンに王の治療を命ずるが拒否されてしまう。

一方、文定(ムンジョン)王后(パク・ジヨン)とソユン派は世子の毒殺計画を立て、イ・ホの主治医であるミン・ドセンを脅し、煎薬に毒を入れさせる。

その頃イ・ホは、ソユン派の脅しの中で、敵から自分を守ってくれる信頼できる人物を求めていた。イ・ホはウォンに東宮殿(世子の住居)の担当医官になれと命令するが、これも無視されてしまう。

ある日、ウォンは、娘の病気の治療法が書かれた医書「クムゲプヨンバン」を手に入れるため、禁書庫に侵入する。

そんな折、ソユン派の仕業で東宮殿に火災が発生。診察のために来ていたウォンはイ・ホを救出する。この事件を不問に付すイ・ホはウォンをたずね、娘の治療を助ける代わりに自分を守ってほしいと依頼するが、ウォンは最後までイ・ホの願いを拒絶する。

持ち出した医書「クムゲプヨンバン」を戻すために、再び禁書庫に入ったウォン。偶然、追われていた医女ホン・ダイン(ソン・ジヒョ)を助けるが、一緒に禁書庫に閉じ込められてしまう。

翌日、ミン・ドセンの死体が禁書庫で発見され、ウォンは殺人の濡れ衣を着せられる……。

文=大地 康

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