俳優イ・ジェフンが6月2日、主演映画『焼酎戦争』(原題)の公開記念合同インタビューを行った。
最近、韓国で上映中の『焼酎戦争』の舞台挨拶でファンと触れ合っている彼だが、一方でドラマ『二度目のシグナル』『模範タクシー』シーズン3の撮影を同時にこなすという多忙な日々を送っている。
昨年、大腸炎の手術を受けたこともあり、体調を気にかける声も少なくない。
だが本人は「1月に健康診断を受けましたが、"とても健康だ"との診断が出て安心しました」と笑顔を見せ、「当時、『これからは好きに生きよう、周囲の目は気にせず』と思っていたのに、『シグナル』と『模範タクシー』が僕を待っているとは思いもしませんでした。まず、この2作品をうまくやり遂げて、12月から好きに生きようと思います」と冗談交じりに語った。
多忙な現状については、「スケジュール表を見せるとみんな驚愕しますね。自分としては、あらかじめ覚悟を決めていました。どこへ行っても『今日一日を全力でやり遂げよう』という気持ちです」と前向きな姿勢を見せた。
一方で「もしスケジュールに余裕があったなら、バラエティ番組への出演や舞台挨拶にももっと出られたかもしれないと思うと、『焼酎戦争』チームに少し申し訳ない気持ちもあります」と本音ものぞかせ、「一日も休めない状況は体力的には厳しいですが、仕事があること自体ありがたい。ケガなく、体調を崩さず、一つひとつの現場をしっかりこなしていきたいです」と語った。
また、2作品がいずれもシリーズ作品であることについて「すでに演じたキャラクターに再び命を吹き込めるという安心感があります。一方で、期待に応えられるストーリーにしなければというプレッシャーも感じます」と打ち明けた。
さらに、自らが代表を務める会社の運営についても言及。
「社員に給料を払えることが何よりありがたいです。ただ、今精一杯動かないと会社が回らないというジレンマもある。周囲からは『もう少し休んでも』と言われますが、会社のことを考えると簡単には休めないという思いもあります」と複雑な胸中を吐露した。
最後に今後の撮影スケジュールについて「『シグナル2』は8月上旬~中旬、『模範タクシー3』は11月末までの予定」と明かし、俳優として、そして経営者として、全力で走り続ける現在の姿勢を示した。
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